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「ドライカレー」は海外にない!? 日本独自のカレー料理の発祥

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カレーはインド発祥の料理ながら、すでに日本の国民食といってもいいほど定着しています。カレーは江戸の末期に横浜港にやってきたイギリス船によって初めて日本に伝えられたというのが定説になっています。カレーは当時から日本人の好みに合ったのか、すぐに普及して日本流に独特の進化も遂げていきます。そんな中で生まれた料理のひとつが、ドライカレーです。

いわゆるドライカレーには、以下の3つのスタイルがあります。

【1】ひき肉とタマネギやニンジンなどみじん切りにした野菜を炒めてスープで煮詰めた汁気のないカレーをご飯に乗せた料理

【2】カレー風味のチャーハン

【3】生米を具材と一緒にカレー粉で炒めてから炊き上げたピラフタイプ

このいずれも日本で生まれた料理。「ドライカレー」は海外には存在しないメニューで、その名称も和製英語です。

日本のドライカレー発祥は1919年頃に日本郵船の客船だった「三島丸」の食堂で生まれました。「三島丸」は欧州航路を進む客船で、その長旅に疲れて食欲不振になってしまった客が食べやすいようにシェフが考案したのが、上に挙げた【1】のひき肉スタイルのドライカレーだったそうで、現存している同船のディナーメニューにも“Lobster&DriedCurries”という文字が残っています。ちなみにカレーライスの付け合わせとして福神漬を添えるようになったのも日本郵船の客船上で考案されたものとされています。

チャーハンやピラフタイプのドライカレーの発祥ははっきりとわかっていません。カレーライスが普及するにつれ、カレー粉も調味料として広く使われるようになったので、ひょっとしたらどこかの家庭で適当に作られたものが第一号なのかもしれませんね。

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