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20歳になったばかりでバーテンダーのバイトしてみた【20のバイトを渡り歩いた女の、体当たりバイト体験談】

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※写真撮影:TAKU
高校1年の15歳から20種類のバイトを渡り歩いた、私こと牧村朝子がお送りする体当たりなバイト体験談。今回はバーでのバイトについて、リアルな体験談をお送りします!
<もくじ>
★何をするの? どうすればなれるの?
★バーテンダーのバイト体験談
★まとめ~ここが良い、こんな人が向いてる!

何をするの? どうすればなれるの?


先日成人式を迎えられた方、おめでとうございます!
二十歳といえば、お酒が飲めるようになる年齢。バーテンダーのアルバイトを始めて、シェイカーが振れるようになるなんてこともできちゃいますね!

タウンワークでも、検索画面の「職種指定」から「バー(BAR)・バーテンダー」を選択すると、たくさんの求人が出てきます(※リンク先は東京都のもの)。正社員募集も多く、ハードルが高く感じるかもしれませんが、「特徴・給与」欄で「未経験・初心者OK」をチェックすればアルバイトの募集も見つかりやすくなるでしょう。

私は、20歳になって速攻でバーに行き、「ここで働かせてくださいっ!!」と言って雇ってもらいました。

バーで働くメリットとは?
お酒に弱くてもできるの?

実際の経験談をお話します!

バーテンダーのバイト体験談


「おはようございま~す(※午後5時)」

どこの業界人だよって感じですが、バイトのバーテンダーです。

「はい、おはよう」

店長……いや、マスターが、シブい声で返してくれました。

バーで働く人は、早朝に眠り夕方に起きる生活をしている場合も少なくありません。そのため私のバイト先のバーでは、「おはようございます」と挨拶するように言われていました。ちなみに店長のことも、「マスター」と呼びます。最初は照れくさかったです。

二十歳になりたて、フリーターだった私は、昼間に楽器屋さんでアルバイトをしたあとバーに出勤していました。こう書くと大変そうに聞こえますが、毎回めちゃくちゃ楽しみだったんですよ。なぜなら……

★いろんな意味でおいしい、バーテンダーのバイト研修

私の働いていたバーでは、練習のためにお酒やカクテルを味見することができたんです!!……全てのバーがそうだとは限りませんけどね。午後5時から、お店がオープンする6時半までは、バーテンダーたちの練習の時間でした。それぞれのお酒の味を覚えるのも、りっぱな練習のひとつです。


もちろん、仕事前に酔っぱらってしまわないよう、飲み方は自分でコントロールしないといけません。

それに、あくまでお客様にお出しするために味を覚えるわけですから、自分の嫌いなお酒の味も知らないといけません。

なんかおじいちゃんみたいな匂いがするマニアックなウィスキーに、マウスウォッシュかなんかだとしか思えない薬草リキュール……。「おえぇ」って感じのお酒も正直ありましたが、棚に並ぶお酒を片っ端から味見していっていいというのは、とっても楽しい経験でした!(※繰り返しますが、全部のバーがバイトに味見をさせてくれるとは限りませんよ。)

でも、お酒を味見するだけが練習じゃありません。

★新人バーテンダーの修業はここからはじまる!

新人バイトのバーテンダーとして、お店のオープン前にやっていたことは以下の通りでした。
・お酒の味と名前とビンの見た目をひたすら覚える(「シャルトリューズ」とか「吉四六」とか)
・グラスや器具の名前をひたすら覚える(「フルートグラス」とか「ストレーナー」とか)
・バースプーンやシェイカーなど、器具の扱いを練習する

特に、シェイカーをうまく振れるかどうかはめちゃくちゃ大事ですよね(かっこよさ的な意味でも、カクテルのおいしさ的な意味でも)。


よく、フォームを練習するためには米や豆を入れて振るといいと言われていますが、私のお店では氷くらいの大きさにぐるぐる巻きしたビニールテープのかたまりと水を入れて振っていました。3~4色のビニールテープのかたまりを入れて振ったあと、開けて中を見てみれば、シェイカーの中身がきちんと混ざっているかどうかが確認できるんですよね。

そしてオープン後には、このあたりの仕事をやります。
・掃除
・ゴミ出し
・洗い物

バーテンダーっぽい仕事はしてないの? と思うかもしれませんが、大丈夫です。バーでの洗い物には、「グラスをキュッキュッとかっこよく拭く」という、新人からでもやらせてもらえるかっこいいところがあります。

★バーでのバイトを頑張れば、こんなチャンスも……?

先輩バイトには、バイト先の外でもこんなにチャレンジしている人たちがいました!
・フレアバーテンディング(曲芸みたいにカクテルを作るパフォーマンス)のコンテスト
・クルーザーでのパーティにバーテンダーとして行き、船上でカクテル作り
・企業主催のオリジナルカクテルレシピコンテスト

練習から始まり、掃除で終わる。バーでの仕事には、なんだか体育会系の部活っぽいところもあって、バーテンダー同士の絆は強かったです。


バイトを辞めた今になっても、お酒を見ると思いだします。ひとつひとつのお酒のビンに、それぞれの人の思い出があるんです。無言でスピリタス(世界一強いお酒)ばかり飲んでいらしたサラリーマンのお客様の平然としたお顔に、他のお客様の似顔絵を描くのが好きだったご高齢のお客様のラフロイグ(通好みのウィスキー)。それに、初めてプースカフェ(お酒を虹色に重ねる難しいカクテル)を完成させた同僚の嬉しそうだったこと……。

そんな思い出を胸に私は、バイトで覚えたカクテルレシピをおうちでも活用しています。未経験でも、お酒に弱くても、やる気があればだいじょうぶ! 「ただのバイト」なんて思わずに、できれば一生モノの何かを身につけたいですものね。

まとめ

<こんな人が向いてる!>

・強くないにしても、お酒に興味がある人
・地道な練習が好きな人
・自分の作ったカクテルを、目の前でお客様に召し上がっていただけるのが嬉しいという人

ここがメリット!
・いろんなお酒に詳しくなれる
・各種コンテストがあるため、やる気が続く
・家飲みを盛り上げられる人になれるかも

※この記事はタウンワークマガジンとガジェット通信で共同制作しました。

文:牧村朝子 企画:ガジェット通信

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