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早生まれでも大丈夫?認証保育園・認可外は? 妊娠中からスタートの保活体験記

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早生まれでも大丈夫?認証保育園・認可外は? 妊娠中からスタートの保活体験記 f:id:akasuguope02:20160127023203j:plain

自治体によっては、年末が保育園の次年度4月入園の締め切りというところがある。

筆者の次男は現在、年度途中の入園という形で、私立認可園の0歳児クラスに在園しているのだが、去年の今頃は大きなお腹を抱えたまま、約30軒ほど、各種保育園の見学を繰り返していた。

今回は、お腹の子が早生まれになった場合の保活について、自身の経験を話して行きたい。

4月入園の締め切りに間に合わない=認可が絶望的?

保育園のシステムは自治体によって本当にばらばらなので、一概に言えないところが多いのだが、筆者の住む区では、4月に0歳児クラスに入園するためには、その57日前までに生まれていることが条件だ。

筆者の場合、2月3日までに生まれている必要があったのだが、残念ながら出産予定日はそれ以降になってしまった。

新しい命が誕生することについて「残念」と表現するのはいかがなものか……と自分でも思うのだが、保育園の入園システムが現状そうなので、仕方がない。

認可保育園に関していうならば、4月入園に間に合わないなら絶望的とされている。

しかし結果からいうと、“その通りでないこともある”かもしれない。

たとえば……。

・立地や、交通の便に問題がある等で不人気な地域

・定員がやたらと多い園

・保育園過密地域

これらについては、4月の受け入れで定員に満たず、5月~6月でまだ募集していることがある。

滑り止めのつもりの認証がぜんぜん滑り止めにならない?

東京に限った話でいえば、認可園と認可外園のほかに『認証保育園』というのが存在する。

これは東京都が一定の基準をクリアしたと認めた保育園で、認可よりは基準がゆるく、年齢の上限があったり、園庭がないところも多いのだが、英語や水泳など、独自のカリキュラムで人気の保育園も多数だ。

筆者の居住区では、認可の抽選にもれて認証保育園に入園が決まった場合、認可保育園の保育料との差額が助成金として支払われるシステムがあり、“認証人気”にいっそう拍車がかかっていたのかもしれない。

筆者は、生まれてくる子が早生まれで、4月入園が間に合わないとわかった段階で、認可を捨て、認証を片っ端から当たる作戦に出ていた。

ところが、認証園というのは、認可保育園のように区の保育課が一括して管理しているわけでもなく、申し込み方、見学方法など、すべてばらばらなのである。

まず電話をかけるか、サイトで情報を得る。

見学が申し込みの条件になっているところが主なので、ひとまず見学予約をするのだが、園により時期が決まっていたり、問い合わせが早すぎると、まだ日程が決まっていないということもおきた。

かといって秋になってから電話すると、3ヶ月先まで見学予約が埋まっているということも多く、予約申し込み日が決まっているような保育園では、30分ほど電話がつながらないという、まるでプラチナコンサートチケット予約のようなことが起きていたのだった。

「いつもは4月に定員が埋まらないから大丈夫ですよ」と言っていた数園からも入園を断られることが続き、12月ごろは完全に心が折れていた。

産休に入るのを前に、復帰できる見通しがまるで立たなかったからだ。

そして非正規雇用者である私には、育休取得を会社が認めてくれなかった。

「産休明け以降の契約満了日までに、保育園が見つからなくて復帰できない場合は、残念ながら契約解除ということになりますので……」

保育園探しのXデーは6月30日と決まった。

奥の手・認可外保育所

保育園のめどがまったく立たない間に子どもが生まれてしまった。

めでたいことなのに、素直に喜べないのは、保育園問題の決着がつかず、何もかもが落ち着かなかったからだ。

区内に数件しかない認可外保育所。

一縷の望みを託して、まだ入院中だった私は、夫を説明会に送り込んだ。

「寄付金の多い人から優先的に入れるって。どうする?」

初期費用を含めて一度に20万強を捻出する必要があったのだが、いろんな口座に小分けにしていた貯金を集めたら、なんとか足りる額になったので、我々は“お金で安心を買う”ことに決めた。

寄付金は5000円ほどしか上乗せできなかったが、無事、枠を確保することはできたのだ。

それが3月の出来事だった。

無事子どもも私といっしょに退院することができ、保育園も確保し、復帰のめども立った。

何もかもうまくまわるといいな。

そう思っていたところ、4月に保育課で意外な話を聞くことになる。

保育の需要と供給にゆれる5月

保育課の担当から、遠くてもいいなら2園、空きが出そうだという情報を得る。

片方は、電車の便はあるが、我が家からではバスを乗り継いだほうが早いところ。

もうひとつは、陸の孤島のようなところで、はじめからバスルートしかないところ。

どちらも家からかなり遠い場所ではあったが、受け入れてくれる認可園があったということで前者にお願いした。

正直、毎日の行き返りはつらい。

しかし、背に腹は変えられないということなのだ。

「書けるだけ書いちゃえ!ってみなさん、希望園を全枠埋めるんですけどね、実際に入れますよとご案内すると、ご辞退される方が多くてですね……」

保育園もただ増やせばいいというわけではなく、ニーズに合わせたマッチングが必要になると思うが、用地確保などがうまくいかないのだという。

現在、筆者の次男は兄と同じ区立認可園への転園を申請しているが、1歳児入園は狭き門となっており、きょうだい加点があっても当落ラインがまったく読めない状況である。

できることならば、きょうだい同園となって一件落着!という後日談をみなさまにお届けしたいところだが……。

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著者:kikka303

年齢:39歳

子どもの年齢:4歳11ヶ月・0歳7ヶ月

1976年東京生まれ、都立北園高校出身。東京モード学園に進学するもインディーズブランドブームにのって学校を中退、以降フリーランスのデザイナーとして活動。その傍ら、複数のテレビ局にてデジタルコンテンツを担当。2010年に結婚&出産。現在は都内某所にてWEBディレクター職についている。超イクメン夫、チャラい長男、食いしん坊な次男との4人暮らし。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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