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「変形性膝関節症」って、どんな人がなりやすい?

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年齢を重ねるにつれて、腰の痛みや関節の痛みなどの痛みが全身に出てくるものです。今回はそんな痛みの中でも、特に悩みを抱えている人が多い『膝の痛み』を引き起こす「変形性膝関節症」について医師に話を伺いました。

変形性膝関節症、どんな病気なの?

変形性膝関節症とは、膝の関節にある軟骨や骨の変形(変性・摩耗)を引き起こしている状態を言います。この時、関節痛を伴っていることが多いことも特徴です。これは、加齢、肥満、怪我などによって引き起こされ、予防・治療を行わないでいるとますます悪化していく病気です。

また、男性より女性に多く、そのほとんどが50歳以降で発症するというのが特徴でもあります。

早期発見と治療が何よりも大切

膝の関節は日常生活で常に使い続ける部分です。若いころから激しいスポーツを行っていた方は、関節への負担が非常にあったと思われます。

膝の関節は歩行時には体重の約3倍の負荷がかかっています。

それだけの負荷を日々かけているということは、それだけ膝は重要な役割を担っているということです。

膝の痛みや腫れによって歩行が困難となり、杖や車いす生活の方もいます。予防や早期の治療が何よりも大切なのです。

原因の80%が肥満だった!

変形性膝関節症の中でも、なんと80%以上が肥満が原因と言われています。

そのため、まずは肥満体質にならないように日ごろの運動など、肥満にならないよう心がけることが大切です。膝の痛みを伴ってしまってからでは運動も困難となるため、その前から肥満にならないように気を付けましょう。

現在スポーツを行っている方も注意が必要です。

激しいスポーツによる関節内の半月板や靭帯等の怪我を負ってしまうと、関節を支える機能は弱くなり、膝への負担が多くなります。そのため、変形性膝関節症になりやすく、早期発症のリスクも高くなります。

気になる、変形性膝関節症の症状とは…

・痛み

・膝関節が伸びない

・曲がらない

・膝の腫れ

・O脚の悪化

・歩行時の不安定さ

…などが出てきます。

治療を行う前には、適切な診断が必要になってきます。

腰や関節の痛みを感じたときに病院へ行くよりも整体などで温めたり、ストレッチをしたり、また痛み止めやヒアルロン酸などの注射を打ったりという処置を行う人が多いです。

しかし、変形性膝関節症は進行性の病気です。

もし疑わしい症状があるのなら、まずは適切な病院(整形外科のある病院)での診断を優先させましょう。診断は、医師による触診と、レントゲン、MRIによる検査によって行われます。

変形性膝関節症と診断されて初めて、治療が選択できるようになります。

変形性膝関節症の治療の種類

治療には、保存的治療と外科的治療があります。

<保存的治療>

日常生活の指導と、必要であれば薬物治療、そして理学療法や装具療法があります。

<外科的治療>

膝関節内に存在する半月板、軟骨等の状態によって手術方法が異なってきます。まだ軽度であれば、侵襲の小さい「関節鏡下手術」が行われます。

また、年齢や患者のライフスタイルにあわせて「骨切り術」を選択する場合と、「人工関節置換術」を選択する場合もあります。

この人工関節置換術は最終手段の手術選択です。人工の関節を設置するので、人工の関節が耐久年数を超えると再手術となります。高齢の方が選択させる場合が多いです。

医師からのアドバイス

現在高齢化が進み、食生活の欧米化によつ肥満者の増加によって、変形性膝関節症を発症する方が多くいます。

大きな手術となると1か月以上の入院が必要となってしまうため、予防と早期の治療が大変重要です。

少しでも気になる方は、早めに医師に相談するようにしましょう。

(監修:Doctors Me 医師)

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