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ピクミンで学べる「管理職の仕事」 主人公は「手を動かさない」「指示して、見てるだけ」

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社会人が夢中でゲームをしていると、上の世代から「いい大人のくせに」などと批判される一方で、ゲームに深く親しんでいる人からは、ゲームで学んだノウハウが現実世界にも活かせると反論する声も聞かれる。

はてなブログに9月1日に投稿されたエントリーも、任天堂の人気ゲーム「ピクミン」のプレイを通じて、会社員として重責を担うためのノウハウが学べると感心している。ゲーム経験のない悩める管理職のおじさんも、いちど試してみてはどうか。
手を動かさないから「全体を見て指示ができる」

このブログエントリーは「平社員のわたしがピクミン3を始めて1時間で学べた管理職の役割」というもの。ピクミンとは、未知の惑星に不時着した宇宙飛行士が、不思議な生物ピクミンに指示を出して危険に立ち向かう、という内容のゲームだ。

投稿者のmah_1225さんによると、このゲームの特徴は主人公が「手を動かさない」ことにある。仕事といえばピクミンの管理と、他のプレイヤーキャラとの通信が中心で、プレーヤーはあたかも会社で部下に仕事をさせる「管理職」としてプレイすることが求められる。

「平社員のわたしでもこのゲームで『管理職の仕事』を、『それを役割としてこなすという立場』を、なんとなく分かることができるのではないか。そうすれば管理職に対する文句もきっと減ることになりましょう」

主人公はピクミンが敵と戦ったり、橋を作ったりするのを「指示して、見てるだけ」。しかし、見ているだけだからこそ、全体を見て指示を出すことができ、手が空いているピクミンに新たな指示を出して無駄がないようにする。

効率よくゲームを進めていくには、工程の管理も求められる。1日の終りにその日の成果を確認し、残りの食料などを考慮して翌日の仕事量を把握。翌日の始まりには、連れて行くピクミンの数を工数に応じて決める。

全てのピクミンを連れて行くと指示が煩雑になるし、少数だと工程が終わらないので悩ましい。新しいピクミンを見つけて地面から引っこ抜く作業だけは、主人公が自らやるのだが、これは新しい人材の採用活動に当たるといえそうだ。
「私ってピクミンだったんだ!!」と気づく人も

このエントリーがネットで話題になり、ピクミン経験者からは「凄くわかるw」と賛同する声が出た。ピクミンは日没までに主人公のもとに呼び戻さないと死んでしまうことから、「残業させると死ぬしなぁ、ピクミン。時間内でいかにプロジェクトを遂行するかが試される」という声もあった。

人間もピクミンも、むやみに働かせすぎるとダメになる。ピクミンを通して、仕事の見方が変わったという管理職らしき人もいる。

「サボりピクミンを発見すると『命令しないと動かないのかよー』と愚痴りつつ、結局仕事は下がまわしてることを思い知らされるゲームでした」

平社員のプレイヤーから、「私ってピクミンだったんだ!!」という声もあった。mah_1225さん自身もピクミンのプレイを通じて管理職の苦労を知り、不満がいくぶん減ったようだ。

ピクミンを会社員になぞらえる指摘は以前からあり、ピクミンファンで知られるお笑い芸人、松本人志さんも以前テレビで

「ピクミンは、いわば会社経営。主人公は、いわば吉本興業の社長みたいなもの」

「さんま紳助の白ピクミンと紫ピクミンを守るために赤ピクミンの入江(カラテカ)や、くまだまさしみたいなのが死んでいく。これはもう仕様がない。種を守るため」

という旨の発言で笑いを取っていた。
間違った指示で敵に食べられないように

初代ピクミンが公開された2001年にも、ゲームの主題歌「愛のうた」の歌詞について、「引っこ抜かれて/あなただけについて行く/今日も運ぶ、戦う、増える、そして食べられる」などの部分が、「リストラされるサラリーマンのようだ」と言われたことがあった。

今回のブログでも、従順なピクミンが主人公の間違った指示のせいで敵に食べられて死んでしまうことに言及し、「管理職の気持ちは分かったけど、管理職にこれだけは伝えたい」として、こう書いている。

「部下の仕事の能力(できるもできないも)や、特徴(赤ピクミンなのか岩ピクミンなのか)も勘案した上で、現場の管理、ちゃんとお願いしますよ、ほんと(切実)」

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