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仕事に役立つ!異文化間コミュニケーション術<アジア編>

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筆者撮影

こんにちは!TRiPORTライターのアオノトモカです。
あなたは自分とは違う文化的背景を持つ人々と一緒に働いたことはありますか? 海外で働いたことがある人や外国企業との取引経験がある人はもちろん、近年は海外からの留学生やExpat(※)も日本国内で増加しているので、日本にいながらにしてそういった経験がある人もいるかもしれません。

そんなとき、伝えたいことがうまく伝わらなかったり、意味は伝わっても真意を理解してもらえなかったりと、コミュニケーションに苦労することも多いのではないでしょうか ?もちろん言葉の壁はありますが、「伝え方のコツ」を掴むことで、相手とのコミュニケーションはよりスムーズになります。

そこで、フィリピンで2年間働き、現在もネパールやベトナムといったアジア圏の人々と働いている筆者の経験を元に、アジア圏の人々とのコミュニケーションのコツをご紹介したいと思います。

(※)「Expat」とは「expatriate」の省略で、「自分の国に住んでいない人」をいう。「Foreigner」(外国人)より肯定的なイメージがあり、日本に住んでいる外国人も自分のことを「expat」と言う人が多い。

1.シンプルに伝える

私たち日本人を含め、アジアに暮らす多くの人にとって、英語は母国語ではありません。しかし共通言語が英語である場合が多く、英語でのコミュニケーションとなるケースは多くあると思います。この場合、お互いにとって母国語ではない言葉で話すため、それぞれ独特のアクセントがあり、慣れるまでうまく聞き取れないことがあります。

そんなときのコミュニケーションの鍵は「いかにシンプルに伝えるか」です。余計な情報を足したり難しい言葉を使って博識さをひけらかすよりも、相手に伝えたいことは何かを自分の中で整理し、余計な情報を排除してシンプルな言葉で伝えたほうが賢いと言えます。また、相手の国の言葉もしくは日本語が共通言語でも、相手や自分にネイティブレベルの語学力がある場合を除いて、同じことが言えると思います。

2.やってみせる

Photo Credit: Shino Ichimiya「商いの花が咲く国 – Viet Nam」

言葉で伝わらないならやってみせるのが一番! というと当たり前に思えるかもしれませんが、実はとても重要です。日本人はプロセスや目的を頭で理解してから計画を立てて行動する傾向が非常に強いですが、異なる文化を持つ人々の中には、とりあえずやってみる即興型のほうが得意な人々もたくさんいます。

何かを伝えたいときは実際にやってみせる、もしくは具体的な例を提示するほうが、口で説明するよりも相手の飲み込みが早く、ビジネス上でもコミュニケーションが円滑に進むかもしれません。日本の手法に捕われず、相手を観察しながらどのような手法が最も効果的か判断することは、どんな相手と働く上でも重要だと思います。

3.仲間になる

筆者撮影

日本人の中でも根強い「ウチ」と「ソト」の線引きは、他の多くのアジアの国でも多かれ少なかれ存在するように感じます。つまり、集団主義の傾向が強いので、「自分たちの仲間だ」と相手に認識してもらえると、格段に信頼関係は深まります。信頼関係を深めることは、異なる文化的背景を持つ人とビジネスをする上で最も重要でありながら、最も難しいことかもしれません。

アジア圏の人々と働く上で、「ソト」の人間のままだと本当の信頼を得ることは難しく、自分の主張を通すことや真意を理解してもらうのに苦労します。しかし一度「ウチ」の人間になれば、コミュニケーションはかなり円滑になります。彼らに仲間であると認識してもらうためには、やはり相手の文化に興味を持ち、それをオープンなマインドで尊重することが一番です。

誰でも自分の文化に興味を持ってくれるのはうれしいものです。仕事と関係のないことでも積極的に話し、お互いの理解を深めることで、結果的に仕事上でのコミュニケーションがうまくいき、円滑に仕事を進めることができると思います。

言葉がうまく通じないと相手と自分の間に大きな壁を感じてしまうかもしれませんが、これらの簡単なコツを知っておくことで、相手との距離はぐっと近くなります。これからますますアジア圏の人々と働く機会が増えるであろう日本。ぜひこのコミュニケーション術を参考にして、異なる文化を持つ人々と素晴らしい関係性を築いてください。

文・写真:アオノトモカ「冒険女子」
Photo by: Shino Ichimiya「商いの花が咲く国 – Viet Nam」

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