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馴染のないチップ!アメリカのチップの常識とマナー教えます!

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Photo credit: jess via flickr cc

TRiPORTライターのさとりんです。
わたしが海外旅行で一番不安なのが、チップ。日本では馴染みのない習慣なので、いつ、どんなタイミングで、誰に、いくらぐらい払ったらいいのかわからない! 相手に失礼なことをしてしまっていたらどうしようと、心配になってしまいます。
それに、チップをスマートに渡せたらかっこいいですよね。
今回は、アメリカのチップについて、ご紹介します。

アメリカでチップが意味するもの

Photo credit: F. D. Richards via flickr cc

アメリカでよく耳にするチップ。チップとは、日本で言う「心づけ」のようなもので、ホテルやレストランなどでサービスを受けた時に、感謝の気持ちを込めて、お金を渡します。このチップを渡すことが、アメリカでは日常的な習慣となっています。
そのため、アメリカでは、サービス業であるホテルのドアマンやレストランのウエイター、タクシーの運転手などは、会社から支払われる基本給が低く設定されています。なので、これらの職についている人たちにとって、チップは重要な収入源になっているのです。
サービスの良し悪しで、チップの額も変わってくるため、サービスする側の人たちは、一生懸命いいサービスを提供しようとしてくれます。もしあなたが、満足のいくサービスを受けたなら、ちょっと多めにチップを渡してあげましょう。

英語でのチップの言い方

チップ:
Tip(ティップ)、Service Charge(サービスチャージ)、Gratuity(グラチュイティ)

<レシートに表記される場合>
「Gratuity Included」と記載されます。この意味は、合計金額に既にチップが含まれていますということ。なので、うっかり見落として二重にチップを支払ってしまわないように気を付けましょう。

チップの支払い方

アメリカで支払うチップは、合計金額の15~20%が一般的。チップを支払う方法としては、現金とカードの2通りがあります。

現金

手渡しもしくは、お勘定皿の上に乗せて、ウエイターやウェイトレスさんに渡すか、テーブルの上に置いたままお店を出る。

カード

①受け取ったレシートの「Tip」欄にチップの金額、「Total」欄にチップを含めた合計金額をそれぞれ記入する。
②「Signature」と書かれた署名欄にサインすれば完了。

※チップは現金で、合計金額はカードと分けて支払うことも可能です。その場合、レシートの「Tip」欄に「0」もしくは「Cash(現金)」と書いておけばOKです。

チップが必要なサービスと支払い方法

Photo credit: Jeffrey Zeldman via flickr cc

1. ホテル・モーテル

■ホテルのドアマン
少し高めのホテルになるとホテルの玄関口にいて、ホテルのドアを開けてくれたり、車から荷物を降ろしてくれて、ベルデスクまで運んでくれるスタッフ。
ホテルによってはドアマンとポーターを兼任しているところもあります。
※もしドアマンにホテルのドアを開けてもらうだけであれば、チップは不要です。笑顔で「サンキュー」と言いましょう。

<チップの目安>
1つの荷物につき1ドル(タクシーを呼んでくれた場合1ドル)。

<支払い方法>
荷物を運び終わったときに、お礼を言いながら手渡し。

■ホテルのポーター
ポーターは、ドアマンとは別にいるホテルの場合、ロビーから客室まで荷物を運んでくれるスタッフ。

<チップの目安>
1つの荷物につき、1~2ドル。(重たかったり大きな荷物があれば少し多めに支払う)

<支払い方法>
荷物を客室まで運んでくれたら、ポーターさんが簡単に部屋のクーラーやテレビの使い方などを説明してくれたりするので、その後に、お礼をいって手渡し。

■ハウスキーピング
客室の掃除やベッドメイキングをしてくれるスタッフ。

<チップの目安>
ベッド1台につき1ドル。

<支払い方法>
毎朝、ベッドの近くにあるサイドテーブルに置いておく。
※毎日掃除してもらわない場合は、チェックアウトする日にまとめてチップを置いてもいい。

■バレットパーキング
ホテルやレストランの玄関前にいて、車を引き取って、専用の駐車場まで持って行ってくれるスタッフ。

<チップの目安>
2~5ドル(ホテルのグレードによる)。

<支払い方法>
車を受け取る時に手渡し。

2. レストラン

サーバーがテーブルごとに付くレストランでは、基本的にチップが必要です。他にも、フルサービスとはいかなくても、テーブルをきれいにしてくれたり、飲み物を持ってきてくれるビュッフェやカフェや、デリバリーにもチップが必要になります。
逆に不要な場所は、ファストフード店やフードコートなどです。

<チップの目安>
・高級レストラン 合計金額の20~25%以上
・レストラン 合計金額の15〜20%
・ビュッフェ 合計金額の10〜15%
・デリバリー 合計金額の10〜15%
・カフェ(簡単なサービスがある場合) 10〜15%

<支払い方法>
食事が終わったら、ウエイターもしくはウェイトレスを呼び、伝票を持ってきてもらう。その後テーブルで清算する。支払い方法は「チップの支払い方」でも明記した通り、現金もしくはカードで支払う。

<注意>
アメリカのレストランでは、自分のテーブルを担当してくれるウエイター、ウェイトレスが決まっているので、その担当のスタッフの顔を覚えておき、追加のメニューや、お会計など全てをその担当スタッフにお願いすること。

3. タクシーなど車関連

■タクシー

<チップの目安>
メーター料金の10~20%。重い荷物などがあり、その荷物の出し入れをしてくれた場合、さらに荷物1つにつき1ドル加算する

<支払い方法>
日本のタクシーと同様、目的地に着いてから手渡し。

<もしもチップ料金ちょうどのお金がなかった場合>
メーター料金が10ドルだった場合、チップはだいたい2ドル。その時に1ドル札がなければ20ドル渡して「Can I please have $8 change?(8ドルのおつりを下さい)」と言って支払うこともできる。

<注意>
チップをぼったくるタクシー運転手もいるので、気を付けること。

■ドライバー
ツアードライバーや専属の運転手にもチップを支払いましょう。
一般のバスの運転手にチップは必要ありません。

<チップの目安>
・ツアーバス 1~2ドル(ツアーの大きさや規模によって異なる)
・専属ドライバー 5~10ドル、もしくは合計金額の15~20パーセント

■カーウォッシュ
洗車をしてくれる人。

<チップの目安>
1~3ドル。

<支払い方法>
洗車が終わった後に、手渡し。

4. エステ、ヘア・ネイルサロンなど

<チップの目安>
合計金額の15~20%

<支払い方法>
自分を担当にしてくれたスタッフに手渡し、もしくはレジでカードに含めて支払う。

5. バー、クラブ

バーやクラブでは、ドリンクを1杯注文するごとにチップを支払います。

<チップの目安>
1杯につき1~2ドル(例え高級なドリンクを頼んでもチップの金額は変わらない)。

<支払い方法>
バーテンダーやカクテルウェイトレスに手渡し。

簡単!【職種別】チップ早わかりリスト

・コンシェルジュ:5~10ドル
・ホテルのベルボーイ・ベルガール:1ドル
・タクシー運転手:15~20%
・駐車サービス:2~5ドル
・荷物を運ぶスタッフ(空港や駅など):1~2ドル
・車いすのお手伝い(空港など):3~5ドル
・お手洗いのアテンダント:0.50~3ドル
・靴磨き:2~3ドル
・ツアーガイド:5~15ドル

超簡単!チップの計算方法

合計金額の小数点を1つ左にずらすと10%の金額が出せます。
20%を知りたい場合は、10%の金額×2をすればいいだけです。

(例)レストランでの合計金額 43.50ドル
・10%のチップを支払いたい時
小数点を左に1つずらす→4.35ドル

・20%のチップを支払いたい時
4.35に2を掛ける→8.70ドル

・15%のチップを支払いたい時
4.35ドルを半分にした金額をだす→2.175ドル、4.35ドルに2.175ドルを足す→6.525ドル

※少数点以下が細かくなる場合は切り捨て、もしくは繰り上げにしてもいいです。

チップの計算はどの値段を基準に計算するか

チップの計算は、自分が受けたサービスに対してのものなので、消費税とは関係ありません。よって、チップは消費税を含まない金額を元に計算します。

クーポンを使用した場合のチップの基準額
クーポンや割引券を利用する時は、割引などをおこなっていない元の値段を基準にします。それは、サーバーはクーポンとは関係なく、通常通りのサービスを行ってくれるからです。

おわりに

一緒にアメリカのチップについて学んできましたがいかがでしたでしょうか?
チップは強制的なものではなく、あくまで相手のサービスへの感謝を伝えるもの。それがわかっただけでも、少しチップ恐怖症が緩和されるかもしれませんね。
ありがとうの気持ちで、笑顔でチップを渡すことがチップを渡す上で一番大切なこと。これさえ覚えておけば大丈夫です。
あ! あとチップ用の1ドル札は多めに持って行きましょうね。

ライター: Satoko Sumitomo
Photo by: jess via flickr cc

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