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リオのカーニバル(後編)スタートは21時!行く手を阻む偽チケット?

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Photo credit: Takuo Shikata「800円!!で楽しむリオのカーニバル」

TRiPORTライターの志方拓雄です。
リオデジャネイロのカーニバルまでの道のりについて、前編は地元のリオっ子が楽しむブロックパーティーに明け暮れ、気が付けばカーニバルは最終日のチャンピオンズ・パレードを残すのみというストーリーまで紹介しました。後編は、待ち望んだカーニバルへの執念のストーリーをお届けします。

カーニバルが21時スタートの理由

Photo credit: Takuo Shikata「800円!!で楽しむリオのカーニバル」

ネットではチケットに関する情報が取集できず、会場にいけば何か手がかりがつかめるかもしれないと、今日もブロックパーティーに出かける友人と別行動を決め、カーニバル会場へ向かいました。「あわよくばチケットを売っている人がいれば…」と期待したものの、到着してみると会場はひっそりと静まり返っていました。

なんとパレードは21時スタートで、終了は翌朝4時頃! それを聞いたときは、頭がおかしいのではないかと思ったのが正直な感想です。しかし日中の照りつける太陽を会場で体感したとき、昼間に開催すれば間違いなく熱中症になるだろうなと思い、“夜型”の理由に納得できました。

夜になれば一直線に伸びるパレードの会場で、サンバのリズムに合わせたダンサーが行進するのかと思いを馳せると、思わずグッとテンションが上がってしまいました。しかし肝心のチケットに関する情報は全く得られず…。少なくとも、会場までは足を運んだので、観れない場合はそれで仕方ないと、この場では自分自身を納得させることにしました。

チケットはたったの800円!?

Photo credit: Takuo Shikata「800円!!で楽しむリオのカーニバル」

夜になり、再びカーニバルの会場へ向かうべく地下鉄に乗ると、本番の衣装を身に着けたカーニバルに参加するダンサーを車内で発見! 他の乗客から「頑張って!」と、激励を受けていました。

世界的なお祭り、しかも今日は決勝なのに、そこに参加するダンサーは地下鉄移動…。何だか親近感が沸いてしまいました。地下鉄の駅構内から抜け出すと、すでにパレードが始まっているようで、サンバのリズムが地響きのように伝わってきます。

しかし、筆者は肝心のチケットを持っていません。会場に到着すると、ダフ屋らしき人物が声をかけて来ました。いや、「来てくれました」と表現すべきでしょうか。来てくれたのはいいものの、値段の相場が全く想像できず、1万円までだったら買おうと決め、値段を聞いてみると…。

ダフ屋らしき人物が提示したのは「30レアル」。2015年の為替レートで約1200円。あれっ意外に安い…。しかしここで引き下がってはいけないと思い、「20レアル!」と値引き交渉すると、あっさりOK。「もっと下げれたかも?」と思いつつも、チケットを手に入れられたので、一安心です。

チケットは偽物?

Photo credit: Takuo Shikata「800円!!で楽しむリオのカーニバル」

無事にチケットが手に入り、「ついにあのカーニバルが見れる!」と興奮を抑えきれないまま入口ゲートへ。係員にチケットを渡し、ゲートの端末に読み取ってもらうも、なかなか反応しないのです。筆者の頭によぎったのは偽チケット。しかし、偽物を買わされた落胆より、目と鼻の距離にあるカーニバルが見れないという失望感に襲われていると、係員が「なんでゲートが開かないんだ? まぁいいや、通って」と入場させてくれました…!

安いチケットだけあって、会場の出口付近の自由席でしたが、ノリのいい地元の人も多く、ぎゅうぎゅう詰めなのに、サンバに合わせて踊り出す有り様で、熱気に包まれていました。視線の先を通り過ぎるダンスクラブのカーニバルは圧巻。テレビ画面とは比較にならない迫力と、リオの街全体にエネルギーが解き放たれているような、異次元の空間が広がっていました。

入場してから2~3時間ほどはアドレナリンが湧き出ているのを感じるくらいでしたが、徐々に疲れが出て、気が付けばウトウト…。隣の観客に「お前まさか寝てたのか!?」と突っ込まれ、朝4時までは耐えられないと判断し、会場を後にしました。

あの異次元の興奮はやはり、会場でしか味わえないもの。ぜひ旅人として、一生に一度は体験してほしいものです。

ライター:志方拓雄
Photo by: Takuo Shikata「800円!!で楽しむリオのカーニバル」

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Shikata Takuo「800円!!で楽しむリオのカーニバル」

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