大寒波の影響でツイッターに「自宅待機」がトレンド入り 「お給料減るのが不安」とつぶやく人も

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大寒波の影響でツイッターに「自宅待機」がトレンド入り 「お給料減るのが不安」とつぶやく人も

未曾有の大寒波に襲われた西日本。24日は各地で大雪となり、長崎市では110年前の統計以来最高となる17センチの積雪を記録。奄美大島では115年ぶり、沖縄本島では観測史上初のみぞれに見舞われた。

一夜明けた25日朝には、ツイッターに「自宅待機」がトレンド入り。積雪の影響で道路や交通機関がマヒしたため、臨時休業や臨時休校の指示を出したり、通勤や通学の様子を見るよう通知したりする学校や会社が少なくなかったようだ。
「初診が入ったので」と医療関係者に急な出勤要請

ツイッターには会社から自宅待機を言い渡された人のツイートが相次いだ。投稿者の所在を見てみると、長崎県や福岡県、鹿児島県の人が多い。この3県を通るJR九州の路線は、25日17時現在も「運転見合わせ」や「徐行運転」の案内が目立っている。

「午前中は様子見を決め込んでいたんで自宅待機、午後から出社できるかなぁと念の為のため会社のメール確認したら交通機関の状態に関係なく自宅待機の指示が出てた」
「6時半すぎ、会社からメールがあり、自宅待機とのこと。雪が溶けてから出社という指示。今日は事実上休みだろう。南福岡駅でメールに気付いて引き返してきた」

車通勤をする人からは「路面状況が昨日よりヒドいから、自宅待機が無難」とツイート。坂の多いことで有名な長崎では、会社が配慮してくれたため、坂の上に住む人が自宅待機になったと投稿していた。

一方で「うちの会社には自宅待機という概念がない」とし、出勤を要請されたと嘆く人も。医療関係者と思しき人の元には、いったんは自宅待機となったものの「初診が入ったので来れそうなら自主的に来て!」と連絡があったが、

「気をつけてとかねぎらいの言葉も一切なく。歩道は凍ってて滑るし危ない中出勤。予約4人だけ。わざわざスタッフを来させてまでやる必要もないわけで…………」

と不満をあらわにしていた。逆に、会社からの連絡が適切に回らなかったために「ワイ社畜、会社につき自宅待機ということを知る」という人もいた。

「自由を拘束されてる以上は給料何割か欲しいですね!」

25日に「自宅待機」になったのは九州地方の人だけではない。雪に強いはずの新潟県でも大雪で道路が通行止めになり、交通網がまひ状態に陥ったという。

「会社が自宅待機になって仕事休みになったんだけど、雪国が雪のせいで会社が休みになるのはそうとうレアだぞ……」
「会社から連絡きたーと思ったら自宅待機で~っていう連絡だった」

また、自宅待機を命じられた人たちからは「給料減ってまう…」「お給料減るのかが不安で仕方ない」というツイートも。特に時給で働いているパートやアルバイト、派遣スタッフの人たちの場合、出勤できなければその分の収入は減ってしまう。

ただし正社員の場合でも、自宅待機分の賃金は支払われない場合もある。労働基準法26条は会社に責任のある休業の場合、労働者に平均賃金の6割以上を支払うよう定めているが、悪天候や公共交通網の乱れは会社の責任ではない。

これを知った人からは「自宅待機の場合も自由を拘束されてる以上は給料何割か欲しいですね!」という投稿があがっていた。

あわせてよみたい:6センチの積雪で都心の交通網は大混乱
 

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