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零戦、鹿児島・鹿屋基地で27日からテスト飛行

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『零戦里帰りプロジェクト』が2016年1月27日から29日にかけ、零式艦上戦闘機のテスト飛行を、海上自衛隊鹿屋航空基地にて実施する。

【関連:零戦、最後の里帰り】

テストに挑む零戦22型(機体番号:三菱第3858号)は、1970年代にニューギニアで発見されたもの。後に、米国に移送され、飛行機収集家のボブ・ハンナー氏の手によりサンタモニカ博物館に収蔵されていた。それをブルース・ロックウッド氏が1990年頃から合計38万時間を要して、当時の設計図をもとにA6-M3の零戦22型と同じ仕様で飛行可能にした機体。そのため、エンジンはオリジナルの栄エンジン(中島飛行機)ではなく、Pratt&Whitney社製エンジンが搭載されている。

そして、日本には『零戦里帰りプロジェクト』を推進する株式会社ゼロエンタープライズ・ジャパンが、2014年11月にこの機体を米国から船便で里帰りさせた。2015年4月から鹿児島県鹿屋市の海上自衛隊鹿屋基地内で保管、組み立てが行われている。

テストの第1候補日は、1月27日午後。予備日が、1月28日、1月29日の2日間だ。テストは機体の状態、天候などにより延期、中止となる。パイロットは米国からスキップ・ホルム氏が招聘されている。
なお、このテスト飛行は基地内で行うことと安全上の理由により、一般には公開されない。一般にはテスト飛行終了後に、他の空港へ移送させる一般公開が計画されているが、かかる費用もろもろについて現在同プロジェクトでは、企業・団体・個人に幅広く支援を求めている。

■これまでの経緯
2012年9月 :都内で『零戦里帰りプロジェクト』記者説明会開催
2013年9月 :戦後70年を迎えるにあたり、今の日本を考える機会の提供を目的に法人設立
2014年11月:米国より三分割の状態で輸送し日本へ入国
2014年11月:さいたまスーパーアリーナで分割した状態で展示会開催
2014年12月:鹿児島空港へ陸送し仮組みの実施
2015年2月 :クラウドファウンディング READY FORで約2,300万円の支援獲得
2015年4月 :海上自衛隊鹿屋基地へ陸送
2015年7月 :READY FORの資金にて機体の本組とエンジン始動テストまでを完了する
2015年12月:国土交通省航空局より飛行許可

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