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「愛情ホルモン」が分泌される!? “ボディタッチ”よる効果を解説。

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背中をポンと押してみたり、恋人の手に触れてみたり、人間関係を構築する上で、ボディタッチはとても重要なコミュニケーションツールといえます。ではこのボディタッチ、体や心にどのような影響を与えているのでしょうか。

今回は「ボディタッチ」の効果について、医師に伺ってみました。

Q1. ボディタッチにはどのような効果がある?

ボディタッチには、人と人との距離感を縮め、親近感を持たせる効果があると考えられます。子供はよく、親しい大人に抱っこやハグを求めますよね。そうすることで、その人との絆を確認し、安心したいという気持ちから出ているものと考えられます。

大人になると、男性はそれほどでもないものの、女性は身体、特に胸や下腹付近に断りなく触られることに嫌な感じを覚えることが多いですが、それでも適切な間柄、タイミングでの励ましの意味で背中をポンと触られたり、「元気を出して」と、同性や気を許している異性に肩を抱かれると非常に親近感が湧くものです。ボディタッチには、言葉とはまた違う、温かみのある親近感を持たせる効果がありますね。

Q2. ボディタッチは、どこの部位が最適?

ボディタッチはどの部分にすると効果的か、というのは相手との間柄によって非常に異なるので、なかなか難しい問題ですが、一つ無難な感じがあるのは背中でしょう。励ましや慰めの意味、あるいは「よくやったね」という賞賛の意味を込めて、背中に軽く触れるのはボディタッチの初心者にも失敗の少ない方法だと思います。

肩や腕なども親近感が湧き、自然にタッチできそうな部位ですが、ご本人が男性で、お相手が女性の場合は、乳房に近いために警戒されたり、悪くするととっさに手を払いのけられた利することもあるかも知れません。相手が男性なら、座った時に太ももに手を置いたりするのも、ちょっとドキッとさせる効果があるかもしれません。

Q3. ハグやボディタッチをすると分泌される「愛情ホルモン」とは?

愛情ホルモン」とも呼ばれるオキシトシンというホルモンは、ハグやボディタッチなど、相手を尊重するような優しい接触によって脳の下垂体という部位から分泌されます。オキシトシンが血中に多くなることにより、

・ストレス軽減

・うつ状態の予防

・心肺の機能を高める

などの効果があるとされています。相手に関する好意、例えば親近感や、相手を信頼する気持ちが強くなったり、あるいはストレスを減らし、うつ状態を予防する効果や、血圧の上昇を抑え、心肺の機能を高める効果までもあるといわれており、心身の安定に大いに寄与すると考えられています。このホルモンは、例えばお母さんが子供の痛い部分をさすったりして、痛みが楽になる、といったときにも作用していると考えられています。

Q4. 恋人や夫婦は積極的にボディタッチをするべき?

恋人や夫婦の場合も、ハグやボディタッチを頻繁に行うことでオキシトシンの分泌が促され、お互いに対する親近感や信頼が増したり、絆を深める効果があると考えられます。また、特別なことをしなくても一緒にいることで気分の落ち込みを防ぐことが出来、不要な喧嘩なども防げる可能性もあるのではないでしょうか。

また、特にお互いのスキンシップが減って、健康問題が増えてくる傾向のある中年以降のカップルの場合、血圧の安定心肺機能の向上といった効果も、ハグやボディタッチによって分泌されるオキシトシンのうれしい効用だと考えられます。

医師からのアドバイス

ハグやボディタッチといった人間同士の接触は、同性間、異性間を問わず人間関係を円滑にする一つの特効薬ともいえると思います。でも、日本人は伝統的に他人の身体に触れるのは何となく抵抗がある、という場合が多いですよね。もちろん、最低限相手を不快にさせない配慮は必要ですが、何となく思いがうまく伝わらないとき、相手ともう少し距離を縮めたいとき、有効なツールとしてボディタッチを活用してみてはいかがでしょうか。

(監修:Doctors Me 医師)

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