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「まだ大丈夫」と思い仕事へ、そして…「赤ちゃんからのサイン」を見逃してしまった

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「まだ大丈夫」と思い仕事へ、そして…「赤ちゃんからのサイン」を見逃してしまった f:id:akasuguope03:20150907073212j:plain

私が初めて妊娠・出産したのは当時まだ22歳の時でした。

後に旦那となる彼とも付き合いだして数ヶ月、妊娠発覚時の翌月いっぱいに私は退職予定だったため、金銭面での不安、家は?両親への報告は?などいろいろな不安が一気に押し寄せてきました。

もちろん不安ばかりの中にも確かに喜びもありました。

大好きな人との子供です、喜ばないわけはありませんでした。

彼とは毎日いろんな話し合いをしました。

一番はお金についてです。

当時、私はアホみたいに仕事漬けの毎日で物欲もなかったため、生活費を除いて、彼とのデート以外でお金を使うこともほとんどなかったおかげで、貯金は22歳のわりにけっこうもっているほうでしたが、貯金だっていつまで持つかわかりません。

彼だけのお給料でやっていけるのか、子供に不自由な思いをさせることはないかなどたくさん二人で話し合いました。

そんなある日の出来事でした。

いつものようにトイレへ行くと出血していました。

私は驚きましたが、とにかく冷静にならなきゃと思い、平静を装いながらもトイレを後にし、その日たまたま夕方から健診だったため、すぐさま準備をして少し早めに病院へ向かいました。

診察の結果は、

「大きさは少し小さめだけど心拍も確認できたし元気に育っているから心配いらない。出血は止血剤いれたからそのうち止まるでしょう。万が一また出血した時は病院に連絡ください」

とのことで胸を撫で下ろしながら帰宅しました。

帰宅してからは、止血剤のおかげか出血もすぐに止まったため、安静にしつつも普段と何ら変わりなく過ごしていました。

ところが、夜中に再び出血してしまったのです。

言われたとおり病院に連絡すると、今から病院へ来てくださいとのことで、再び診察してもらうと、流産しかけていると告げられました。

結局、夕方の健診同様、止血剤を入れられ帰宅しました。

腹痛などは全くなかったけど赤ちゃんのことが心配だったためその日はそのまますぐに寝ました。

彼も心配していたことをよく覚えています。

翌日、出血は止まっていませんでしたが腹痛は全くなし。

年末ということもあり当時サービス業だった私の仕事は大大大繁忙期なので、仕事を休むことも出来ず、心配する彼を横目に仕事へ向かいました。

当時はまだ、妊娠を職場へ報告していなかったため、直属の上司にのみ妊娠したこと、流産しかけていることを伝え少し仕事を減らしてもらえるよう頼むと快く承諾してくれました。

ところが、その日に限り周りはアルバイトばかりで私にばかり回ってくる仕事、仕事、仕事…あまりの多さに若干イライラしながら仕事をしていると、ピークタイムを迎えアルバイトの方達も忙しなく動き出した時でした。

にゅるっと何かが出てくる感覚がありました。

生理の時に経血が一気に出てくるあの感覚にとても近かったです。

しかし腹痛もなく普段通り動けていたため、私は何事もなかったかのように不安を隠しながら仕事をこなしていきました。

ピークも過ぎ、私はナプキンを変えようとトイレへ向かい、下着を下ろした瞬間。

目の前が真っ暗になりました。

ナプキンの上にはまだまだ小さいながらも、これがおそらく赤ちゃんだろうと思われるものが付着していたのです。

驚きと悲しみで涙が一気に溢れ出しました。

その後、病院へ連絡するとすぐに来てくださいとのことだったので、仕事は早退させていただき、すぐさま病院へ向かいました。

病院につき、内診台の椅子へ座るためまた下着を下ろすと、新しく変えたナプキンの上には赤ちゃんが入っていたと思われる袋のようなものが付着していました。

しかし病院だったため涙をぐっと堪え診てもらうと、綺麗に全て流れているため手術などの必要はないこと、3日分の薬を出しておくのできちんと飲むようにすること、2日後また診察に来ることを告げられ、そのまま病院を後にしました。

私の中では完全に『出血、流産=腹痛』という認識しかなかったため、腹痛もなく突然訪れた流産という事実に、未だ頭がついていかず途方に暮れていました。

ネットや雑誌ではものすごい腹痛に襲われたなどと書かれていることが多かったため、

「腹痛がない=そこまで緊急じゃない?まだ大丈夫?」

なんてずっと思っていたのです。

だからこそ仕事に行きました。

行ってしまったのです。

世の中、みんながみんな腹痛を伴わないと知っていれば、無理を言ってでも仕事は休んでいたでしょう。

だけど、当時の私は腹痛が危険なサインなんだと思い込んでいたため、赤ちゃんからのサインを見逃していました。

『出血、流産=腹痛』では決してないんだと身をもって思い知らされましたし、このつらい体験があったからこそ、次の妊娠の時は気をつけよう、少しでも体調が良くなければ仕事は無理を言ってでも休もうと決めた出来事でした。

ネットや雑誌でたくさんの知識をつけるのはいいことだけど、全てあてはまるわけではないんだな、と勉強になりました。

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著者:つぼみん

年齢:24歳(妊娠6か月)

妊娠6ヶ月、旦那とお腹の赤ちゃんのことが困るくらい大好きな主婦です。毎日好きなもの食べているけど内心体重管理にビクビクしています

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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