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今すぐしゃっくりを止めたい!一番よい方法は?

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病気ではないものの一度出るとなかなか止まらずやっかいなしゃっくり。とくに仕事中やデート中などは一刻も早く引っ込めたいものですよね。

そこで今回は、しゃっくりが起きるメカニズムとその対策について、医師に解説していただきました。

しゃっくりってどうして起こるの?

しゃっくりは胸とお腹の境目にある横隔膜という筋肉が痙攣して、「ヒック」という音が繰り返し起こる現象です。横隔膜は意識して動かすこともできますが、呼吸をつかさどる筋肉として延髄(脳の一番下にあたり、後頭部と首の境目付近です)にある呼吸中枢からの刺激で無意識にも動いています。そして、横隔神経と迷走神経という2種類の神経がバランスをとって動かしています。

しゃっくりは原因がわからず起こることも多いのですが、食べ過ぎや飲みすぎ、早食い、刺激物を食べることなどにより、胃への刺激が起きることが原因となることもあります。また、ストレスや薬の副作用で起こることもあります。

病気で起きるしゃっくりもある!?

・横隔膜が接している肺や肝臓の表面の炎症や感染症、食道の炎症

・呼吸中枢のある延髄付近における脳腫瘍や脳梗塞

・首から心臓の脇、横隔膜に至る横隔神経や迷走神経の通り道周囲の臓器の病気

これらの病気ではしゃっくりがおこります。繰り返したり、なかなか止まらないしゃっくりは一度病院で診てもらいましょう。

しゃっくりを止める方法が知りたい!

しゃっくりの止め方としてよく知られている方法の中で、

・息をこらえる

・舌を引っ張る

・のどを刺激する

・いきんでみる

・びっくりさせる、

などがあげられます。

痛み、恐怖といった方法は、刺激の方法は違くても、いずれも迷走神経を刺激して、横隔膜の痙攣を抑えようとする方法です。好みがあるのでいずれの方法でも問題ありません。順番に試してみて、効くものを見つけてみましょう。ただ目を閉じて目の上を押すという方法も知られていますが、これは網膜剥離を起こすこともあるので、あまりおすすめしません。

また、胸に手を当てる、呼吸を整えるなどの方法は、精神的安定を目指して、しゃっくりを止める方法です。きっかけがストレスと思われる場合にはこちらの方法のほうが効くこともあります。

どうしても止まらないときは?

一度病院に行って、病気の可能性や薬の副作用などが原因でないかを調べてもらいましょう。きっかけや、頻度、持続時間などの問診から原因を絞り込み、必要に応じて採血やCTなどの画像検査・胃カメラなどの追加の検査が行われます。

原因が見つかった場合にはそれに対する治療をおこないます。原因がはっきりしない場合や、薬の副作用による場合でその薬をやめることができない場合には、しゃっくりを抑える薬を使います。

しゃっくりも痙攣の一種なので、痙攣を抑える薬や、こむらがえりなどに使う芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)という漢方薬を使うこともあります。また、精神安定剤や抗不安薬などをもちいることもあります。また、胃カメラでも原因のわからない食道炎などがある場合があるので、経験的に胃酸を抑える薬を使って効くかどうかを試してみることもあります。

医師からのアドバイス

時々起きるしゃっくりなら問題ありませんが、長く続いたり繰り返す場合には一度医師に診てもらいましょう。

(監修:Doctors Me 医師)

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