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フリー転身のカトパン CMやMCで引っ張りだこ確実

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 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は、5月からフリーに転身することが決まった加藤綾子アナの明るい未来を予測。

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 ついに、フジテレビのカトパンこと加藤綾子アナの退社が正式に発表された。

 昨年4月に三十路を迎え、退社を決断したカトパンには、水面下で10社以上の芸能プロダクションが獲得に動いたという。

 結果、退社後は、篠原涼子や谷原章介、ユースケ・サンタマリア、上地雄輔、千秋らが所属する「ジャパン・ミュージックエンターテインメント」への所属が決定。カトパンは晴れてフリーアナの道を歩むこととなった。

 上地雄輔と聞いて思い出すのは、2年前、上地クンのコンサートに、黄色いブラウスを着て現れたカトパンの姿だ。コンサート直前、会場が暗転した瞬間に後ろの扉からサーッと入ってきて席に着いたカトパン。自分は既に降板していた『潜入!リアルスコープ』で共演していた上地クンのコンサートに、ファンが身につけてくることで有名な「黄色」のブラウスにわざわざ着替えて訪れたことに、彼女の旺盛なサービス精神とマメさを見せつけられた。

 入社試験のときは音大出身のため「慶応」「早稲田」出身の学生が集まるなか、「受かるハズがない」と学歴コンプレックスで涙した…とは『ボクらの時代』で告白した話。その音大で思い出すのは、“スーパー綾子”として、各在京局の最終面接まで進んでいた彼女が、泊まりがけの研修会場だかどこかにグランドピアノを用意させたという“噂”である。卒業試験の練習だかのために、ピアノが必要だったという話だった。ちなみにそれは彼女が蹴った局だ。「そのことも含め、ほんとに“スーパー綾子”でした」と編成ウーマンがボヤいていたのも聞いたことがある。

 同期で仲良しの椿原慶子アナと、同じく同期の榎並大二郎アナを“パシリ”のように使っていることや、あのダルビッシュ有投手と噂になったことも…。

 とにかく、華やかなエピソードや噂に事欠かないカトパンなのだが、フリーアナとして目標としているのは、恐らく高島彩アナや内田恭子アナだろう。

 テレビ番組の予算が削られ続けて久しい昨今、フリーの女子アナで在京局の帯番組を担当しているのは『あさチャン!』(TBS系)の夏目三久アナぐらいなものだ。視聴率では成功しているとは言えないが、みのもんたからの流れなのか、意外にもF3、M3(50才以上の男女)に強いという同番組。ラテ欄で「メインキャスターは夏目三久!」と持ち上げられ、他局にも数本のレギュラーをもち、バランスのとれた夏目。「好きな女子アナランキング」にも入っていて、決して嫌われてはいないのである。

 だが、そんな夏目に対抗して、カトパンが他局の早朝の帯番組のレギュラーをするとはもはや考えにくい。月~金の3時入りは体力的にそうとうキツかったと思う。「加藤はもうボロボロだ」と共演者の男性が言っていたのはもう3年前のことだ。フジテレビの昼ワイドをカトパンに任せる、という噂もあるが、同局にとって「4度目の失敗」になるかもしれない枠を担当するリスクを彼女が背負うかは疑問だ。

『めざましテレビ』を笑顔で続けてきたことが、アラサーの女子アナの実績となったかも疑問。「今日の占いカウントダウン」や、1月からスタートした“誕生日コーナー”の「これからスイッチ」で、斜め上から狙っているカメラに「スイッチ、オン!」と新人アナもやらなさそうなことをさせられていたカトパン。いろいろ含めて疲弊していたに違いない。

 そんなカトパンに提案したいのは、好感度と美貌とトークの巧さを利用した、発表会のMCとテレビCMだ。

 まずは、発表会のMC。映画の試写会や新製品発表会、新CM発表会には、たいていフリーの女子アナがMCとして起用される。それが在京局出身の女子アナだと、それだけで会の格が上がり、記者や関係者から拍手や歓声があがる。

 意外にも、フジテレビ出身の女子アナでこのジャンルに強いのが政井マヤと富永美樹。二人とも、それほどうまいワケではないのだが(苦笑)、大人気アナウンサーというワケでもなかったことで会の“主役”の邪魔をしないこと。そして、大手芸能プロダクションに所属していること。さらには、“夫”の顔が見えることなどが、特に家庭向けの商材の発表会MCに起用される理由だろう。

 アヤパン(高島)やウッチー(内田)、そして木佐彩子は、有名すぎるし、華がありすぎて、他に“主役”がいる発表会には呼ばれにくいのだが、自分たちが“主役”=ゲストとなる発表会では、コンペでもっとも名前が挙がりやすい女子アナたち。だが、木佐は少々、年を取りすぎたかも…。小島奈津子も同様だ。

 そしてテレビCM。化粧品のCMに出ているアヤパンとウッチーの“お仕事”をフリーになったカトパンが奪うことは確実だろう。主婦ではないが、“キレイなOL”というポジションで、化粧品はもちろん、女性向け生活用品のクライアントに代理店が提案するのは間違いナシ。ちなみに、御主人が広告代理店ということからか、かつてはオファーが絶えなかった西尾由佳理は、女性人気がイマイチであることが世間にバレ、お声がかかる頻度が極端に減った。

 が、カトパンは、長年『めざましテレビ』にお仕えしてきただけあって、安定した女性人気を誇っているのである。そして男性人気も高い、稀有な存在の女子アナである。

 さらに、座持ちもよければ、おじさまウケもよい。特にフリーになってからも続けるという『ホンマでっか!?TV』での“座持ち”と“おじさまウケ”はスタッフがいつも感心していた。翌朝3時出社でも、打ち上げには参加していたと聞くし、お酌をしてまわっていたとも聞いている。

 でも、変にへりくだることはないカトパン。女子アナとして、というよりは“演者の一人”として、共演タレントと関わっていたというのも大物たる所以である。

 実は、メインキャスターではなく、アシスタントとして“女子アナ道”を極めてきた人なので、フリーになってからも、明石家さんまや有吉弘行らの横にいて輝く人。そして、発表会のMC、テレビCMで稼げる人がカトパンなのだ。

 ちなみに、退社が報じられた日の朝の『めざましテレビ』で、三上真奈アナから「もっともテンションが上がったときは?」と尋ねられ、「大好きなミランダ・カーにインタビューしたとき」と目を輝かせたカトパン。『めざましテレビ』だったから、メイン視聴者の好みに合わせてそう答えたに違いない。本当に、何もかもわかった、スーパーな女子アナなのである。


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