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不妊外来で多嚢胞卵巣症候群が判明。友人の妊娠ラッシュを祝えず連絡を絶った私

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私は結婚してすぐ赤ちゃんが欲しかった。

すぐできるものだと思ってたけど、毎月来てしまう生理に、え、なんでなんで?!と不安を覚え始めた。

そんな時、友人達は妊娠ラッシュ。

「大丈夫すぐできるよ、同じ学年にしよう!」って。

最初は笑顔でいれたけど、いつの間にかそんな友達の声は苦痛なものへ。

そして、友達との連絡を強制的に絶ってしまった。

また、知らなくていい情報を知ってしまうFacebook、アカウントを消去した。

日々、焦りと恐怖に駆られていた。

自分とは縁のないものと思っていた不妊治療。

とりあえず、自分の体を知るために、と思い妊活スタートから半年後、不妊外来に行ってみた。

そこで、多嚢胞卵巣症候群との診断。

医師からの説明に、目の前が真っ暗になった。なんで私が?って。

とにかく早く子供が欲しい私はすぐ人工授精に踏み切った。

数回挑んだが成果は出ず、体外受精へステップアップ。

体外受精なら1回で成功するはずと根拠のない自信があった。

しかし、3回の体外受精は撃沈。

最後の凍結卵を使い果たしまた採卵からやり直しとなったときは、気がおかしくなりそうだった。

次の採卵に備えて、不妊治療をいったん休んだ。

もう身も心もボロボロだったが、休んでいるあいだも焦りは消えなかったので、基礎体温は続けた。

次の生理が来たら、採卵。

しかし、なかなか生理が来ない。

基礎体温は40日高温を維持していた。

どうせまた真っ白なんだから、と期待せず手に取った妊娠検査薬。

二本線がくっきり浮かんだ。

使用期限が過ぎてるんだと、私が自然妊娠するわけないと、はじめ信じられなかった。

お休み期間に妊娠する人もいるってよく聞くけど、自分は絶対当てはまらないって思ってた。

パニックな私はとりあえず実母に電話。

すぐ病院でみてもらうように、と言われ即病院へ駆け込んだ。

そして、エコーにはくっきり胎嚢が。

しかし、待ち望んでいたはずなのに、素直に喜ぶことができなかった。

妊娠出産はうまくいかないことがわかった自分は、流産という文字が頭から離れず、結局6ヵ月頃になるまで不安な気持ちで妊婦生活を送った。

疎遠になっていた友達にも、少しずつ連絡を再開し、会えるようになった。

大切な友達の出産を祝うことができなかったことが、すごく辛かった。

そして私は出産を迎え、無事元気な女の子を生んだ。

やっと感動の涙を流すことができたのは、産後落ち着いてからだった。

寝ているわが子を抱きながら、この小さな命がここにあることの奇跡に、涙が止まらなかった。

著者:えりか

不妊治療を経て、命が生まれることは奇跡の積み重ねだと実感しました。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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