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高熱で動けない、育児なんて無理…誰か助けて!そんな時助けてくれた意外な人は…

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あれは2006年12月、娘が1歳のころ…街はクリスマスムードで賑わっていました。

私はというと、風邪をこじらせ39℃の高を出していました。

私の実家は新幹線で3時間半、両親も既に他界。(編集部注:娘さんの出産直後にお母様が亡くなったエピソードはこちらです)

頼みごとをできる心許せる親友も住まいは遠い。

夫の実家は、我が家から1時間半という微妙な距離。

また、夫の両親もあまり孫の面倒をみるタイプではなく、助けを求められませんでした。

夫はというと…販売の仕事に就いていたので、クリスマスはかきいれ時、仕事を休める状況ではありませんでした。

体がだるいながらも、育児をし、合間をみて横になっていました。

でもどんどん具合が悪くなり、高熱で体も震えてきました。足にも力が入らず、病院にも行けません。

つらい、つらい、つらい。

育児を休んで寝たい…。

近くに助けてくれる人いないかな…。

あまりのつらさに、区のこども家庭支援課に電話しました。

「すみません、高熱で動けないんですが、区でどなたか助けてくれたりするシステムってないですか?」

泣きそうな弱弱しい声の私。

「そのようなシステムはないんですよ。パパはどうしたの?お仕事?パパが帰ってくるまで、お子さんにはパンなど与えてなんとか頑張って。一応連絡先聞かせてくれる?」

「あ、分かりました、もういいです。」

期待した私がバカでした。

私は、帰れないのは分かりながらも夫の会社にSOSの電話を2回しました。

大切な顧客が来ていると伝言され、本人とも話せない状態でした。

娘にはお気に入りのDVDを、繰り返しもう3回見せている状態、いつ飽きて愚図つきだすかとヒヤヒヤ。

そんな時、私の携帯がメールを受信しました。

「元気にしてるの?」

普段から私達親子を気に掛けて下さり、プライベートでも親交のある私の勤め先の女性顧客からのメールでした。

「風邪で寝込んでます。」

この一文だけ…まるで助けを求めているかのような、私の返信。

その後ガタガタと体を震わせながら、夫の帰りを待っていました。

ピンポーン

夕方、我が家のインターフォンが鳴りました。

「夫かな?もう帰れたのかな?」

フラフラになりながら、ドアを開けると・・・。

「大丈夫?これ風邪薬と胃薬、スープとポカリスエットもあるわよ。具合が良くなるまで娘さん預かろうか?」

なんとそこには先ほどメールを下さった顧客が、大荷物を抱えて立っていたのです!

親類でもないのに、飛んできて下さった。

有難くて、有難くて、涙が出ました。

孤独といわれる子育て中に、これほど人の温かさを感じたことはありませんでした。

もう10年近く前の話になりますが、こんな寒い日は、ふと思い出します。

著者:H&R

年齢:42歳

子どもの年齢:9歳と1歳

赤ちゃん育児経験者といえども9年前の話…最新育児グッズやたくさんの育児情報に驚き、浦島太郎状態で日々子育てしています。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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