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『ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります』ダイアン・キートンインタビュー

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ロサンゼルス・タイムズから「ほとんど完璧な小説」と評されたロングセラー小説『眺めのいい部屋売ります』が待望の映画化。モーガン・フリーマンとダイアン・キートン念願の初共演となった本作の公開を前に、ダイアン・キートンのインタビューをお届けする。

ーーこの映画のテーマについてどうお考えですか?

ダイアン「『あなたは何に価値を見出す?』といった人生の重要な主題を取り扱っていると思うの。この映画に出て良かったのは自分の生活を見つめ直せた事、不動産についても冷静になれたことね。アレックスとルースは夫婦の約束を守り病める時も健やかなる時も変わらずに愛し続けた。それは とても難しいことだし、誰にでもできることじゃないのよ。とても賞賛すべきことだと思うわ」

ーーご自身が演じたルース役についてお聞かせください。

ダイアン「私が演じたルースは、夫のアレックスより夢見がちなところがあるわね、冷静とは言えないわ。アレックスは 時々不機嫌になることがあるけれど、決して悪びれない。ルースはアレックスの仕事上のマネージャーでもあって、全力で夫を守ろうとするところがいいわね。おかしな取引だと思えば夫のために立ち上がる。『うちの夫をバカにしないで』というようにね。それと同時に彼の生活も管理しようとしてる女性よ」

ーーモーガン・フリーマンとの共演はいかがでしたか?

ダイアン「私は相手のノリに合わせられるみたい。モーガンともとてもやりやすかったわ。彼は観客に勇気を与えてくれる。 “自分だっていい人になれるんだ”とね。そういう資質を持っている人は滅多にいないのよ。そういう意味で彼は特別なの。彼には人を安心させる力があるから。『ショーシャンクの空に』でもそうだったように、今回も彼は、私たちの求める“善良な人”だった “彼がいれば大丈夫”そう思わせる何かがあるのよ」

ーーこの映画のキーパーソンとなる姪で不動産エージェントのリリー役についてはどうですか?

ダイアン「リリーはこの映画にテンポを与える重要な存在よ。ルースに夢を見させて乗り気にさせたのも彼女よ。それで平凡な日常が急に動き出してルースはワクワクしてしまうの。でも私にはリリーが人生に迷っているように見えるわ。キャラクターとしてはものすごく元気で活動的な女性だけれどね」

 

『ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります』

2016年1月30日、シネスイッチ銀座、新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMA、109シネマズ二子玉川ほか全国順次公開

ブルックリンの街を一望できるアパートメントの最上階、画家のアレックスと愛妻ルースがこの理想的な我が家に住んで40年が経った。しかし、この建物には欠点がひとつだけあった。それは、エレベータ―が無いこと。アレックスが日課となった愛犬ドロシーとの散歩を終え、5階にある我が家への階段をようやく上り終えて帰宅すると、姪のリリーが明日の準備のためにきていた。夫の今後を心配したルースがエレベータ―のある住居へ引っ越そうとアレックスを説き伏せ、今の住まいを売ることにしたのだ。いよいよ明日が購入希望者のためのオープンハウスの日。やり手不動産エージェントのリリーは、手ぐすね引いて内覧希望者を待ち構えていた。

そんな時、ドロシーに異変が。夫妻は5番街の行きつけの動物病院へとタクシーを走らせる。ところが、車は一向に動かない。折から、マンハッタンへ渡る橋上でタンクローリーが道をふさいでいるらしい。ようやく獣医に見てもらったドロシーはヘルニアを患っており、手術が必要と言われてしまう。

翌朝、やる気満々のリリーがお客を連れてやって来た。オープンハウスは一風変わったニューヨーカーたちで大賑わい。早速いくつかのオファーが入ると同時に、獣医からドロシーの手術成功の連絡を受け取り、二人はほっと一安心。一方、いそいそと新居候補を探し始めるルースとアレックスをよそに、タンクローリー事故は一夜にしてテロ事件へと様相を変えていた。果たして、アレックスとルースの見晴らしの良い我が家は誰の手に渡るのか? 夫妻の新しい家はどうなるのだろうか? そして、アレックスとルースが最後に下した決断とは?

監督:リチャード・ロンクレイン  脚本:チャーリー・ピータース

キャスト:モーガン・フリーマン/ダイアン・キートン/シンシア・ニクソン/クレア・ヴァン・ダー・ブーム/コーリー・ジャクソンほか

2014年/アメリカ/カラー/シネマスコープ/92分 原作本:ジル・シメント『眺めのいい部屋売ります』(小学館文庫)

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