天国のおじいちゃんに向けて歌う認知症のおばあちゃんの話

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天国のおじいちゃんに向けて歌う認知症のおばあちゃんの話

こんにちは、吉本ユータヌキです。

昼は会社員、夜はイラストライターとして活動しています。今回は、以前の会社で訪問営業をしていた時に出会った認知症のおばあちゃんの話です。大切なことを教わったので漫画にしました。ぜひ読んでみてください。

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2年前に勤めていた会社でのこと。

漫画の中でも書いたのですが、僕は人見知りで臆病者なので“訪問営業”が大嫌いでした。毎日何百件とインターホンを押し、そのうち契約に至るのは1日で1、2件。それ以外は断られるわけです。丁寧に断ってくれる人もいれば、居留守を使う人もいる。ドアを開けてくれたかと思ったら怒鳴ってくる人もいたり。こんな仕事、今すぐにでも辞めたいと思っていた時に出会ったのが、このおばあちゃんでした。

認知症を患っていたおばあちゃんは、なにひとつ疑うことなく僕を家にいれてくれ、全てを話してくれました。営業マンとして、以前に人としておばあちゃんのことが心配になりました。「自分の親がこうなったらどうしよう」と頭によぎり、心配で仕方なくなる。救ってあげることはできないけれど……。自分でもどうしてあの時、おばあちゃんに引き込まれたのかはわからないのですが、大切なことを教えてもらいました。

大嫌いだった訪問営業を続けていたから出会えたおばあちゃん。あの時間に考えさせられたことは、今でも僕の中で生きている。家族を大切にしないと。という気持ち。自分もご主人さんのように思ってもらえるように生きていたい。

それからすぐに家庭の事情で会社を辞めてしまったのですが、あのおばあちゃんに出会って以降、初対面の人と話す事が少しだけ楽しみになりました。今も新しい職場で形は違えど、いろんな人とふれあう営業をしています。

著者:吉本ユータヌキ (id:horahareta13)吉本ユータヌキ

イラストと文章と背中をかいてる大阪人。ブログ「さっきもUたやん」を運営。

Twitter: @gonnakill_uta

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