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働くのに必要なお金まで市民税の滞納で差押えられてしまいました。どうしたらよいですか?

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Q.

 2年前から無職で、市民税の滞納額78万円あります(延滞込み)。
 1月から出稼ぎで離島に行くので、交通費用と生活費として借りた16万円が預金口座に入っていたのですが、そのお金を差押えられてしまいました。
 市役所に相談したところ、職員が言うには
 (1)本日中に全額納付
 (2)1年以内の全額納付
 (3)差押えした金額の半分の徴収と毎月25,000円の納付
のどちらか選んでほしいとのことでした。
この選択肢は法的には妥当なのでしょうか?
 確かに滞納して封筒が来ていて、何度か相談に行きました。
 その時は分納するという話で解決したのですが、仕事をしてなかったため、支払うことができず、結果的に放置してしまいました。そのツケが今回の差押えになるのですが、このままでは出稼ぎに行くこともできません。最低限の保証のようなものはないのでしょうか?

(40代:男性)

A.

 結論からいえば、ご相談のケースでの差押え(正式には滞納処分)の場合、最低限の保証というものはありません。
 また、銀行預金に対する滞納処分であることから、市としては、前述のようにその全額を差し押さえることができます。
 差し押さえられた金額が、市民税の滞納金額に充当されることになり、これを中止してもらうためには、理論的には滞納金額を全額納付することが必要です。
 したがって、職員の言う(1)は法的に妥当ということになります。

 さらに、(2)及び(3)は、市側が譲歩を示しているものですから、これらもまた法的に妥当な提案というべきです。

 では、どのように対処すべきかですが、ご相談者の経済的事情にもあることでしょうが、ご相談内容から察するに、(3)の選択肢がよいように思われます。
 つまり、8万円について差押えを受忍し、毎月2万5000円を支払う方法です。

 今後の注意点を述べますと、毎月の2万5000円の支払いも困難な状況になるかもしれません。
 そのような場合には、早め早めに、市の担当者に事情を説明し、相談をすることです。
 金融機関ではありませんので、市もある程度柔軟に相談に乗ってくれるのが一般的です。

元記事

働くのに必要なお金まで市民税の滞納で差押えられてしまいました。どうしたらよいですか?

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