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ビクターロック祭り番外編「Dog Run Night vol.1」終演、雨のパレード、Gacharic Spinら新進気鋭の6アーティスト出演

ビクターロック祭り番外編「Dog Run Night vol.1」終演、雨のパレード、Gacharic Spinら新進気鋭の6アーティスト出演

2月14日に行われる「ビクターロック祭り2016」の番外編となるイベント「Dog Run Night vol.1」が、1月14日と15日の2日間にわたって、東京・下北沢GARDENにて開催された。

“国内のロックアーティストのフレッシュな息吹を感じてほしい”という趣旨のもとにスタートした本イベントの第1回目となった今回の公演には、2日間で計6組(LILI LIMIT、SHE’S、雨のパレード、Gacharic Spin、XmasEileen、ヒステリックパニック)におよぶ新進気鋭のアーティストが出演し、その勢いを見せつけた。

トップバッターとして登場したのはSHE’S。2011年に結成された、大阪出身の4人組ピアノロックバンド。日本語詞と英語詞が絶妙に混ざり合う美しいナンバー「Night Owl」でスタートを飾ると、2月3日にリリースする最新ミニアルバム「She’ll be fine」からの新曲「Un-science」や「Evergreen」など、爽快なパフォーマンスで観客を沸かせながら、コール&レスポンスを楽しむ場面も見られた。

その後のMCで井上が「今日は、雨のパレード、LILI LIMITと、新しい時代を作っていく同世代の3バンドでこうして集まってライブが出来ることを誇りに思っています。今年は僕、厄年なんですけど(笑)、そんなこと関係なく“自分の年”にしたい」と新年への決意を口にしたところで、ラストナンバー「Voice」へ。「SHE’Sでした!ありがとうございました!」と客席へ深々一礼し、ステージを去っていくメンバーに、止むことの無いあたたかな拍手が贈られた。

続いて、スタイリッシュな衣装を身に纏いステージに現れたのは、山口県で結成され、現在は福岡から東京に拠点を移して活動中の男女5人組バンド・LILI LIMIT。Vo.牧野の「“ビクターロック祭り番外編”二番手、LILI LIMITです!よろしく!」の一声で始まったのは、サビでリフレインされる“アニュマニデイズ”のフレーズが印象的な「Girls like Chagall」。自身の代表曲とも言えるナンバーだ。

「みんな、まだまだ行ける?」と観客を積極的に煽りながら、疾走感溢れる「h.e.w」から、「Boys eat Noodle」へと繋いでいく。この「Boys eat Noodle」は、元々ファンからの人気が高いクールなナンバーで客席からは「待ってました!」と言わんばかりの歓声が沸き起こった。「zine line」をしっとりとパフォーマンス。ラストは最新作からの先行シングル曲「Festa」。心地よいリズムとコーラスを楽しむフロアに、「ありがとうございました!またヨロシクお願い致します!」と丁寧な挨拶を残し、ステージを後にした。

この日のトリを務めたのは、雨のパレード。サウンドメイキングや演奏を手掛ける4人に加え、ファッションデザイナーやペインターなど音楽以外の活動を担う3人もメンバーに含まれているという、まさに“五感で感じさせる”ロックバンドである。今年2月からスタートする「スペースシャワー列伝 JAPAN TOUR 2016」への抜擢、さらに3月にはビクター・SPEEDSTAR RECORDSからメジャーデビューすることも発表し、注目度が高まっている。

そんな彼らが一曲目に選んだのは、「epoch」。ステージ上で発された言葉はVo.福永の「雨のパレードです。どうぞよろしく」というごくシンプルな一言のみで、「揺らぎ巡る君の中のそれ」や「10-9」と畳み掛け、昨年のアルバムの表題曲でもある「new place」へ。ミラーボールやストロボが煌めく中、フロア全体を幻想的な世界へと変えて行く。インディーズ最後のシングル「Tokyo」を披露。現在の彼らを象徴するような、郷愁溢れる旋律と歌詞に、オーディエンスも最後の一音に至るまで真剣な表情で耳を傾ける。最後は「ありがとうございました、雨のパレードでした」と静かに挨拶し、ほぼMC無しで純粋に楽曲を届けるという彼らならではのスタイルで、イベントのラストを飾った。

2日目のスタートは、ヒステリックパニックによるライブアクトから。昨年メジャーデビューを果たし、活動拠点の名古屋に留まらず全国にその名を広めている5人組バンドだ。メジャーデビューシングルとして昨年発表した「うそつき。」でライブをスタートさせると、早速モッシュ&ダイブがフロアのあちこちで巻き起こり、いきなり会場のテンションは最高潮に。

Vo.ともの「2016年暴れ始め!下北、みんなで飛び跳ねろ!声あげろ!」という更なる煽りに、観客も負けじと手を高く挙げて応える。メンバー、客席共にヘッドバンキングする激しい光景が繰り広げられた「スイーツダンス」の後は、「ファッキンホット」「masquerade」と、観客とコミュニケーションをとりながら、アッパーなナンバーを次々に繰り出し、「今日のイベントは“Dog Run Night”だけど、俺は犬より猫が好き!」と叫び「ねこ地獄」へ。

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