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麻雀が全くできないけど雀荘でバイトしてみた【20のバイトを渡り歩いた女の、体当たりバイト体験談】

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高校1年の15歳から20種類のバイトを渡り歩いた、私こと牧村朝子がお送りする体当たりなバイト体験談。今回は雀荘でのバイトについて、リアルな体験談をお送りします!
【もくじ】
★何をするの? どうすればなれるの?
★雀荘でのバイト体験談
★まとめ~ここが良い、こんな人が向いてる!

何をするの? どうすればなれるの?

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学生になって覚える人も多い、麻雀。雀荘でアルバイトすれば、働きながら上手くなるなんてこともできますよ!

タウンワークでも「麻雀」でフリーワード検索してみると、雀荘でのアルバイトを探すことができます。

私は、10件以上の雀荘がひしめく渋谷に、22歳でアルバイトとして入りました。当時麻雀にハマっていた友達が、「楽しいから一緒にバイトしようよ!」と誘ってくれたんです。

ちなみにその時の私は、素でこう思っていました。

「麻雀ってアレでしょ? なんか中国語のコマを山積みにして崩していく遊びでしょ?」

ということで、麻雀と上海の違いがわからないレベルの麻雀初心者が雀荘でバイトしてみた経験を今回はお話します!

雀荘のバイト体験談

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「なんだこれ……『ひがし』じゃないのか……」

雀荘バイト採用が決まり、初出勤前日。私はスマホで麻雀アプリをダウンロードし、「麻雀の遊び方」みたいなサイトを熟読していました。

知っている人には言うまでもないことですが、麻雀で使うアレは「コマ」ではなく、「牌(ぱい)」とか「雀牌(じゃんぱい)」と言います。それぞれの柄ごとに名前があり、それが……なんと……いちいち中国語なんです。

たとえば「東」と書いてある牌は、「ひがし」じゃなくて「トン」と呼びます。

が……

ま、いっか!!

ゲームでも、ルール読むより遊んだ方が覚えやすかったりするものですよね。私はとりあえず麻雀アプリをぽちぽち遊んでみて、「なんか似た感じの牌をいっぱい集めればいいんだな!」くらいの感覚で初出勤を迎えました。ド初心者です。何が言いたいかというと、ド初心者でも雇ってくれる雀荘はあったということです。

初出勤、雀荘バイトの意外なルール

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「おはようございまーす!」

ついに初出勤! ド初心者! 元気だけがとりえです!! ということで、私は元気にあいさつしながら雀荘に入って行きました。ジャラジャラと麻雀牌の音がします。それっぽい! すごい! 映画みたい!!

「おはようございます。新人の子だね。さっそく覚えてもらいたいんだけど……」

エプロンをつけた店長さんが、そーっとこう言いました。

「あいさつは小声にしてね」

なんと!!

15歳から20種類のバイトを渡り歩いた7年間、「あいさつは小声で」と言われたバイトは雀荘だけです。なんでも、お客様がたがガチで麻雀に集中しているため、邪魔をしないようにあくまでも小声であいさつするのだとか。

私はネトゲのプレイヤーの決めゼリフを思い出しました。

「遊びじゃねえんだよ!!」

麻雀は、ゲームと言えど真剣勝負。ゲームセンターやボウリング場のような他のレジャー施設と違い、雀荘は非常に静かな場所だったんです。

麻雀が出来ない雀荘店員の仕事内容は……

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仕事を教えてくれた店長は、麻雀を一生の仕事にしようかという人。友達もバイト仲間たちも、かなり本気で麻雀に打ち込んでいる人たちでした。

私だけが麻雀を知らないという状況下、めちゃくちゃかっこよく見えた仕事は「洗牌(センパイ)」と呼ばれるものです。ぜひYouTubeで「洗牌」と検索してみてください。要は牌をキレイに拭くだけの作業なんですが、いくつもの牌を一気に動かしたりひっくり返したりして、マジックみたいで超カッコいいんですよ!!

洗牌している店長や友だちを憧れの目で見つつ、私がやっていたのは以下のような仕事でした。

・お客様用のお菓子や食事の買い出し
・お客様用のおしぼりの補充、交換
・清掃、灰皿交換
・レジ

「いらっしゃいませ~(小声)」「ありがとうございました~(小声)」。常に小声であいさつしつつ、バイトを通して麻雀を覚え、洗牌もすこしずつできるようになってきたころ……ついに、最も難しく最も楽しい仕事を任せてもらえるようになりました。

雀荘バイトの腕の見せ所「代走」

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代走(だいそう)。それは、雀荘店員が最も輝く瞬間です。

代走とは文字通り、代わりに麻雀をやること。お客様がお手洗いなどで席を離れる間、ゲーム進行が止まらないように代わりに麻雀を打つんです。麻雀は「打つ」ものですから、なぜ「代走」じゃなくて「代打」と言わないのかやや疑問ですが、そこはまぁそういうもんなんでしょう。

お客様は当然勝ちたいですから、強い店員を選んで「代走頼める?」とおっしゃいます。そんななか、ある日常連さんから「代走お願いできる?」と私に声がかかりました。なぜ激弱い私が代走を頼まれたのか。

どうも、洗牌や代走で活躍する同僚を横目に、うらやましいなぁ~って顔をしていながら雑用をしていた私を見かねて、やさしい常連さんが「やってみる?」って声をかけてくださったようです。

手に汗握って代走しながら、「なんにでも挑戦してみるもんだなぁ……」って思いました。ちなみに、バイトに誘ってくれた友人は、その後なんとプロの雀士になりました! 新しいことに挑戦してみたい初心者から、本気で麻雀に取り組みたい上級者まで、雀荘のバイトはきっといい経験になるでしょう。

まとめ

こんな人が向いてる!
・麻雀に興味がある人
・「いらっしゃいませ~(小声)」が感じよく言える人

ここがメリット!
・仕事を通して麻雀を覚えることができる
・代走を頼まれるとうれしい
・常連として通うお客様がほとんどなので、仲良くなれることも

※この記事はタウンワークマガジンとガジェット通信で共同制作しました。

文:牧村朝子 企画:ガジェット通信

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