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日本でもスーパーのレジをATMとして利用できるようになる?

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Photo credit: Shizuko Iki「南カリフォルニアのスーパーマーケット」 健康志向型スーパー

アメリカで人気ある健康志向型スーパー”WHOLE FOODS” (ホールフーズ)の外観。Photo credit: Shizuko Iki「南カリフォルニアのスーパーマーケット」 

2016年が到来し、ますますハリキリ度がアップしているTRiPORTライターのShizuです!
去年の12月に話題になった「金融庁が全国にあるスーパーマーケットなどのレジから自分の貯金(現金)を引き出せるという規制緩和を発表した」というニュースを覚えていますか? これは日本がアメリカに倣ったもので、急にお金が必要になったときや、国内旅行中にも使えそうです。私はアメリカにいたとき、このサービスを実際に使っていました。

レジから現金を引き出せるのは米国では常識!

ニュースによると、スーパーマーケットやATMのないお店のレジ及び宅配業者(端末機を持っている人)からJ-Debit(ジェイデビット)カードを持っている人に限り、現金を受け取れるということだそうです。2017年からみずほ銀行などでサービスを始める準備をしているのだとか。

確かに銀行やATMに行かなくても現金がおろせる、それも手数料は無料の予定だなんて、こんな便利なことはないですよね! 私はこの規制緩和の一報を聞いたときに、アメリカのスーパーマーケットでのことを思い出しました。実はすでにアメリカでは、スーパーマーケットのレジから貯金の引き出せるのは常識だからです。これから日本もアメリカのスーパーマーケットのようなサービスをどんどん始めていく予感がします。
Photo credit: Shizuko Iki「南カリフォルニアのスーパーマーケット」 WHOLE FOODS(ホールフーズ)のレジ前。商品を置く台はなんとベルトコンベアーになっています。キャッシャー(レジ係)の為にお客さんがカートから出してこのコンベアーの上に商品を置いていきます。

WHOLE FOODS(ホールフーズ)のレジ前。商品を置く台はなんとベルトコンベアーになっています。キャッシャー(レジ係)の為にお客さんがカートから出してこのコンベアーの上に商品を置いていきます。Photo credit: Shizuko Iki「南カリフォルニアのスーパーマーケット」 

デビッドカード付きのキャッシュカードが便利!

アメリカに住み始めた頃、私はクレジットカードをまだ持っておらず、スーパーでは現金で買い物をしていました。いつも買いすぎてしまい、気がつけばお財布の中が空っぽ。そんなとき、急に支払いが必要になって困ったことも…。

そこで困っていた私に、アメリカ人の友人が「銀行で口座を開設するときに、デビッドカード付きのキャッシュカードを作ると便利だよ!」と教えてくれたのです。クレジットカードと違って、買い物したときに即日決済されるというのがデビッドカード。もちろんデビッドカードでも買い物はできますが、スーパーのレジから現金を簡単に引き出すこともできるのです。

デビッドカードがあれば、普段多額の現金を持ち歩く必要なく、さらにいつでも手数料は無料! その利便性ゆえに、この種類のカードを使用するアメリカ人は多いのだそうです。
Photo credit: Shizuko Iki「南カリフォルニアのスーパーマーケット」 TRADER JOE'S(トレーダージョーズ)の店内。オーガニック野菜やフルーツなどヘルシーな食材が多く、安く提供していて人気があります。

TRADER JOE’S(トレーダージョーズ)の店内。オーガニック野菜やフルーツなどヘルシーな食材が多く、安く提供していて人気があります。Photo credit: Shizuko Iki「南カリフォルニアのスーパーマーケット」 

アメリカのレジでキャッシュバックを体験

ここで、まだイメージがつかめていない人のために、アメリカのレジで現金を引き出したときの体験を、台詞形式でお伝えしましょう。

【アメリカのスーパーのレジで会計をしているシーン】
自分(独り言):「しまった! 現金がないわ! この後、近くのおいしいドーナツ屋さんでドーナツを買うお金がない! ここはデビッドカードで買えるけど、あそこのドーナツ屋さんは現金だけしか使えないし…」
キャッシャー:「キャッシュバックする?」(現金の引き出しをCash Back(キャッシュバック)と言います)
自分:「え、何?」
キャッシャー:「あなた、デビットカードで買い物するでしょ? だからあなたの口座から必要なお金をここで引き出せるのよ。このマシーンに暗証番号を押して、いくら必要かも押してね」
自分:「それは助かる!」(専用機器で20ドルを指定する)
キャッシャー:「はい、20ドル。どうぞ!」

ということで、めでたくキャッシャーから20ドルを手渡され、それでおいしいドーナツをゲット! この便利さに感動し、アメリカにいた頃は、しょっちゅうレジから現金を引き出していました。
Photo credit: Shizuko Iki「南カリフォルニアのスーパーマーケット」 Ralphs(ラルフズ)店内  アメリカではお馴染みの大型スーパーマーケット。だけどワインなどのお酒のセレクションの数が多すぎて迷ってしまう!

Ralphs(ラルフズ)店内。アメリカではお馴染みの大型スーパーマーケット。ワインなどのお酒のセレクションの数が多すぎて迷ってしまう!Photo credit: Shizuko Iki「南カリフォルニアのスーパーマーケット」

日本のレジでの現金引き出しは問題が山積み?

アメリカではお店によって引き出せる金額は違いますが、最大で100ドルまでです。日本ではいくらまでの金額がレジでおろせるのか? 発表を待つばかりですが、個人的には防犯上の観点から数十万という金額までおろせるようにするのはおすすめしません。

この規制緩和に関して「そもそも日本ではデビットカード自体が普及していないのに、このサービスは日本で浸透するの?」、「レジの人が関わるなんて防犯的に問題がある!」など、様々なところで賛否両論の意見があるようです。どうなるかはまだわかりませんが、私はアメリカで便利さを実感しているので、日本でこのサービスが開始したらすぐに使っちゃいそうです! 興味のある方はこのサービスをぜひチェックしてみてください。

ライター:Shizukoffee
Photo by: Shizuko Iki「南カリフォルニアのスーパーマーケット」

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*Sakie Uchibori「アメリカの国立公園でアウトドアを満喫し最後はベガスで夜遊び三昧!ロードトリップ 〜セドナ編〜」
*Shizuko Iki「南カリフォルニアのスーパーマーケット」

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