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実写版「シンデレラ」が現代人に共感される理由

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J-WAVE平日(月〜木)昼の番組「BEAT PLANET」のワンコーナー「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」(ナビゲーター:亀田誠治)。1月6日のオンエアでは、昨年春に公開された、実写版「シンデレラ」が現代人の心を打つ理由を分析しました。

「シンデレラ」のストーリーは絵本や、ディズニーが1950年に映画化したアニメーションなどで、よく知られています。継母や姉妹にこき使われていたシンデレラが、王子様と出会い、魔法使いの助けを得ながら最終的に王子様と結婚し、幸せを得るというお話ですね。「シンデレラ症候群」などといって、運命の王子様が人生を変えてくれるのを待っている女性を象徴する言葉にもなっていますが・・・。

しかし実写版「シンデレラ」は、ちょっと違います。ストーリーは童話やアニメ版に沿っているものの、人間が演じることによって、役者さんの表情や言葉をフルに使って、キャストの心の動きにフォーカスされているからです。

たとえば、この実写版では、継母役のケイト・ブランシェットが 童話やアニメ版で描かれていなかった「なぜ継母が、シンデレラにつらくあたるのか?」という理由を、見事に演じきっています。自分よりも愛されている、自分よりも若い、自分よりも美しい、といった他人に対する「妬み」や「怒り」の感情。「悪役」にも、その人の背負った人生があり、それは孤独で寂しい人生なのだということがわかります。

さらに、この映画には人間が生きていくための、素晴らしい言葉がちりばめられています。シンデレラは、どんなに辛い時にも明るく健気に生きていこうとするのですが、それは亡きお母さんの言葉があったからこそ。その言葉とは「Have Courage and Be Kind(勇気と優しさを持って)」というもの。

ナビゲーターの亀田さんは、その言葉に「今の時代の流行歌が声をそろえて歌うような“頑張れ”や“大丈夫”みたいに、とりあえず感がないんです。生きていくための知恵を、難しい言葉をつかわずに、的確にちゃんと教えてくれる。 こういうメッセージを秘めた作品が、永遠に愛される作品になるのだと思います」と語ります。

生のオーケストラで演奏される中世由来の音楽や、美しい衣装、ガラスの靴など、女の子の胸にキュンと刺さる演出も盛りだくさんのこの映画。綺麗なだけでなく、継母の寂しさ、シンデレラの芯の強さなど、人間の心のひだを丁寧に描いているからこそ、現代人の共感を呼ぶのかもしれませんね。

【関連サイト】
「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/blog/fmkameda/

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