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秘境の地ラダックへ!バンで18時間のヒマラヤ越え

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筆者撮影

TRiPORTライターのShino Ichimiyaです。
地域によってその景色も、人も、食べる物も全く違うのが広大なインドの魅力。今回はインド北部にあるヒマラヤ山脈とカラコルム山脈に囲まれた「ラダック」という地域と、そこに至るヒマラヤ山脈越えについてご紹介します。

チベット仏教の中心地「ラダック」

ラダックはインド北部の中国、パキスタン、アフガニスタンに接するジャンムー・カシミール州東部にあり、以前はラダック王国という独立した仏教国でした。文化大革命で破壊された中華人民共和国のチベット自治区よりも古い文化が残っており、小チベットと称されています。

ラダックはヒマラヤ山脈とカラコルム山脈の間にあるインダス河源流域に位置しています。中心部のレーという街は標高3,500m。 見渡せばさらに高くそびえる山々に囲まれていると気づくでしょう。冬場は凍結によりアクセスが悪く、まさに秘境の地と呼ばれる地域です。

7〜9月限定!バンで18時間のヒマラヤ越え

Photo credit: Shino Ichimiya「乾いた大地と蒼い空とシャンティ – Ladakh」

チベット仏教が根付き、曼荼羅(まんだら)の美術の集積はチベットをしのぐと言われるラダック。私はその文化を体感するため向かいましたが、7,000m級の荒涼としたラダックの山々の風景に魅了されたトレッキング目当ての観光客も非常に多くいます。

「そんな高地でトレッキングなんてとんでもない!」という方にオススメなのが、バンに乗って行く18時間のヒマラヤ越え体験。7,000m級とはいきませんが、標高5,000m以上の峠を二度越えます。言葉や写真では言い表すことのできない、その圧巻の景色をぜひ体感して欲しいのです。

1)まずは高山病に備えて山中の温泉街で数泊

Photo credit: Shino Ichimiya「乾いた大地と蒼い空とシャンティ – Ladakh」

まず、インドの首都デリーからヒマーチャル・パラデーシュ州にある標高2,050mのマナリという街までバスで移動します。バシシュトという温泉街も近いので、ここでのんびり数泊して高山病に備えましょう。

2)夜中1時に出発!レー・マナリ ハイウェイ

Photo credit: Daisuke Tamai 「India/インド」

マナリからレーまでを結ぶレー・マナリハイウェイ。旅行代理店で手配したバンに乗って行きます。ハイウェイと言っても未塗装の道を走るため、バンの故障はしょっちゅうです。

夜中の1時に出発というスケジュール、そしてバンがなかなか現れないこともあるので不安になるかもしれませんが、根気よく待ちましょう。

3)二度の食事休憩で皆友達に

筆者撮影

夜中にバンに乗り込むので、朝まで同乗者と話すことはほとんどありません。しかしそのあとにある二度の食事休憩で皆と仲良くなれます。

私が乗ったときは、お坊さん3人と、インドの大学生3人と、オランダ人カップルが同乗者。大学生3人は、私が一人だったこともあってか、とても気にかけてくれ、特に仲良くなれました。

食事は素朴なチベット料理で、チャイはヤギのミルクから作られる独特な風味のものでした。

何を準備していけばいいの?

私が滞在したのは9月の中旬でしたが、バンの中はとにかく寒いです。日本の2月くらいの装備で行きましょう。以下に持ち物をまとめました。

◆防寒着、ブランケット、ホッカイロ 

セーターと軽いダウンジャケットは必須。ホッカイロも冷え性の女性は必須。私は足のつま先と背中に貼っていました。

◆巻きスカート

途中休憩でのトイレは野外なので(男性に見られない場所まで移動するのですが)、長い巻きスカートがあるととても便利。

◆水

高山病予防には、水をいっぱい飲んでいっぱい出すことが大切だそうです。ですが私はトイレに行きたくなるのが嫌でほとんど飲みませんでした。幸いなことにレーに着いた夜に頭が若干がんがんしたくらいで済み、寝ればすっかり治りました。

◆薬

どうしても高山病が気になるという人は、デリーかマナリで事前に薬を購入しましょう。

最後に

筆者撮影

秘境の地と呼ばれたラダック。実は、デリーからレーまでは飛行機で一時間程。飛行機を使えば7〜9月以外でもレーに辿り着くことができますし、往路は空路、復路は陸路という選択をする人も多いようです。

しかしあえて陸路を使い、広大な乾いた大地に囲まれながら、秘境の地ラダックに徐々に近づいていく高揚感を味わってみてはいかがでしょうか。

ライター:Shino Ichimiya
Photo by: Shino Ichimiya「乾いた大地と蒼い空とシャンティ – Ladakh」

インドの旅行記はこちら

*Daisuke Tamai India/インド

*Shino Ichimiya「乾いた大地と蒼い空とシャンティ – Ladakh」

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