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【世界初】視覚障害者向けに「スマートウォッチ」を開発!これはすごい・・・

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Apple Watchに匹敵する、ウェアラブルデバイスの大発明かもしれません。目の不自由な人に向けたスマートウォッチが、ついに実用化。盤面に空いた穴から飛び出るドットが点字となり、時刻やメッセージを伝えてくれるようですよ。

目の不自由な人に向けた
点字式スマートウォッチ

このスマートウォッチ「Dot Watch」の開発者Eric Ju Yoon Kimさんには、ある確信めいた想いがあったそうです。ウェアラブルデバイスの有用性は、障害を持つ人たちにこそある。彼は大学の友人やエンジニア仲間とともに、点字表示によるスマートウォッチの開発に着手。そして、2015年8月プロトタイプが完成しました。

文字盤に浮き出るドットが
点字で時刻、メッセージを表示

こちらは、昨年8月に試作モデルとして発表されたもの。当初の盤面はスクエアタイプでした。
さて、Dot Watch最大の特徴は、文字や数字の代わりに文字盤に空いた30の穴から、ドットが出たり引っ込んだりしながら点字を形成することにあります。もぐら叩きさながら、ドットが飛び出ることで、点字となっていく仕組み。同時に4文字分表示される点字を読み取っていくことで、ユーザーは時刻を把握できるのです。

価格は3万5,000円前後を予定

これだけでも革新的!ついつい関心してしまうところ。ですが、Dot Watchがスマートウォッチたるゆえんは、まさにここから。Twitterをはじめメッセージを、さらには書籍だって文字情報を点字表示化して読むことができるのです。つまり、この時計自体が点字翻訳する、「電子点字リーダー」としての機能も兼ね備えているという訳。驚きですよね。

このデバイスを「TIME」が紹介した際、平均的な電子点字リーダーの市場価格を引き合いに出しました。およそ3,000ドル(約35万円)。持ち運べはするものの、ウェアラブルと呼ぶには程遠いサイズだとか。それを1/10以下(300ドル未満を予定)にまで価格を抑えようというのだから、Dot Watchのお手頃感が伝わってきます。

最新の点字学習リテラシーをインプット。現在、点字に用いられているおよそ95%を網羅しているそうです。Bluetooth4.1を搭載し、もちろんiOS、Androidどちらのデバイスにも対応可能。

点字デバイスで
イノベーションを!

これまで、視覚障害者のための時計といえば、Siriのように音声機能を利用したものがほとんどだったとKimさんは言います。

「確かに、音声で時間を知らせる機能は彼らにとってありがたいはず。でも、それは静かな環境に限られた話でしょ?ユーザーは、屋外の人が多く集まる場所にも行けば、会議室やコンサートホールのような音を立てたくない空間にだって行くはずです。音声によるフィードバックだけが、必ずしもベストな訳ではないんです」

障害者のための技術革新を実現する、プロジェクト集団「Dot」を立ち上げたKimさん。現在、2017年に発売に向け、iPadならぬDot Padを開発中だそう。点字デバイスの未来にイノベーションが起きようとしています。

Reference:TIME
Licensed material used with permission by Dot Inc

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