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先生になるためのもう一つのステップ!「教職大学院」って何?

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今、教育現場はさまざまな課題が山積み

 

誰もが身近に接してきた「学校の先生」は、高校生にとって将来の選択肢としてもイメージしやすい仕事。しかし、最近は、学級崩壊、いじめ、モンスターペアレンツなどの学校をめぐるさまざまな問題がニュースになることもよくある。「興味はあるけど、先生も大変そうだしなぁ」と感じている人も多いかもしれない。

 

また、今は学校教育が大きく変わろうとしている時期。例えば、児童・生徒同士の議論やグループワークを中心としたアクティブラーニング(能動的な学習)や、小学校からの英語教育などの導入も年々進んでいる。現場の先生には、自分たちで新しい教育の方法を研究し、指導に取り入れていく役割も求められている。

 

 

確かに、今、学校の先生は大変なのだ。

 

ただし、課題が山積みの教育現場でバリバリ活躍できる先生を育てていこうという動きも一方では進んでいる。その一つとして注目されているのが「教職大学院」だ。

 

課題解決型の先生を育てる教職大学院

 

2008年度に、東京学芸大学、上越教育大学、愛知教育大学、早稲田大学、玉川大学などで初めて開設され、2015年度までに全国で27大学が設置。さらに2016年度には、埼玉大学、千葉大学、広島大学など一挙に18大学が開設予定。その数は45に増えることになる。

 

教育学を学問的に研究する「教育学研究科」は以前からあった。これに対して、「教職大学院は」、豊富な実習・演習・事例研究などを通して、先生としての実践力やリーダーシップを磨くことを目的としているのが大きな特色だ。

 

 

主な対象としているのは、中堅どころの現役の先生と、教員免許を取得したての大学卒業者。つまり、これから先生を目指す人にとっては、大学を卒業後、さらに教職大学院で2年間学んでプロとしての力を磨いてから教員採用試験を受けるという新しいステップができたというわけだ。

 

豊富な実習で「即戦力」としての力を磨ける!

 

もちろん、現状では大学・短大卒業後すぐに採用試験を受ける人が圧倒的に多い。ただし、学部の教育実習は通常2~4週間程度。先生という仕事に高い専門性や経験値が求められるようになっているなか、それだけでは足りないのでは?という意見があるのも事実だ。

 

これに対して、教職大学院では、例えば、2~4週間の実習を異なる学校で何度も経験できたり、1学期間や1年間という長期実習を経験できたりするので、得られる経験値は段違い。最新の教育手法についても、事例研究を通して学部より専門的に身につけることができるし、現役の先生と一緒に学んでいろいろと吸収できるのも大きなメリットだ。

 

 

前述のように全国の大学が一気に新設することもあり、今後は、教職大学院を経て先生になる人たちがどんどん増えていくはず。

 

未来の社会を支える子どもたちを育てる学校の先生は今後ますます重要になっていく仕事。難しく大変だからこそやりがいも大きい。そんな魅力的な分野でプロとして自信をもって活躍するために、教員志望の高校生はこの新しいステップも選択肢の一つとして意識しておこう。

 

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