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「ちから餅」「引きずり餅」、餅のパワフル伝説

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弥生時代から稲作を生業としてきた日本人にとって、米は特別なソウルフード。その米と同じくらいハレの日の食べものとして尊ばれてきたのがもち米から作る餅であり、日本には餅信仰ともいうべき餅にまつわる伝統行事がたくさんありました。

食べるとパワーがつく「力(ちから)餅」

高カロリーなことから、かつて餅は「食べると力が出る」食べものの代表格でした。労働や力仕事をするときは前もって餅を食べておくと実力以上の力を発揮できる、とまでいわれていたもの。江戸時代には峠の茶屋には「峠の力餅」なるものがあり、山越えする旅人のパワーの源として知られていました。また、出産直後で体力を消耗した母親は「力餅」を食べて、暑さで夏バテしやすい土用は「土用餅」を食べて人々はスタミナをつけていたそうです。

今も残っている風習といえば、子どもが満1歳を迎えた誕生日に一升餅を背負わせ、部屋を一回りさせる行事。これもまた幼児が足腰に力をつけて、しっかり成長するようにとの「力餅信仰」の一種でしょう。

江戸の「引きずり餅」

江戸時代、武家や大店(おおだな)などでは自分のところで年始の餅をついていましたが、町人の場合は“餅つき屋”を自宅に招いて餅をついてもらうことも多かったようです。これらは「引きずり餅」と呼ばれ、4、5人でチームを組んで釜、臼、杵など餅つきの道具一式を担って家々を周り、注文のあった家の前で威勢よく餅をついていたそうです。

かつて餅をつくことはそれ自体が神様を招く行為であり、ひと臼目で神への供え餅を作るのが習わしでした。年の瀬、勇ましい男たちが集まってにぎやかに餅をつく風景は、子どもたちの目にはさぞ楽しい見世物として映ったことでしょう。昔の餅つきは今の時代でいえば、クリスマスのような高揚感あふれる一大イベントだったのかもしれませんね。

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