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「迷惑になっていないか」…気にしていた私を理解し、サポートしてくれた職場

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妊娠と仕事を両立する人は、私の職場では当たり前のようにいましたが、私の場合は少し複雑でした。

実は妊娠発覚前に、交通事故に遭い、その際に職場に迷惑をかけてしまいました。

私の仕事は介護なのですが、妊娠により、ハードな現場をこなせず、同僚に迷惑をかけるのも嫌だったので退職を決意していました。

ゆううつな気持ちで上司に退職の相談をすると、意外な言葉が返ってきました。

「辞めなくてもいいんじゃない?できない仕事は増えても、デスクワークや食事の介助はできるよね」

と言われました。

確かに、妊婦にできない仕事はあっても、できる仕事もあります。

上司に励まされ、一緒に働く仲間に迷惑をかけながら働くことを覚悟し、仕事を続けることを選びました。

私は、簡単な業務をさせてもらえるのですが、同僚が本来の私の業務を汗水たらしながらこなしている姿を見ると、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

これまで助け合いながら働いていた仲間と違う仕事をしていると、心のどこかで孤独を感じることもありました。

また、人に任せることって簡単そうに思えますが、見ているだけで自分ができないことは本当に辛く感じました。

そんな私に、追い打ちをかけたのは、つわりでした。

つわりがひどくて、食事をとることができずに、同僚が昼食を食べている間、においが辛くて休憩室の外で過ごしていました。

そのような日が続いたある日、上司から

「つわり、きついんやろ?少し落ち着くまで休もうか!」

とあっさり言われたのです。

風邪をひいて休む時には、厳しいお言葉が下されるのですが、身重な私をここまで大切にしてくれる上司に頭が上がりませんでした。

上司の言葉に甘え、3週間の休暇をいただき、ゆっくり自宅で過ごすことができました。

同僚や上司にサポートを受けながら働き、そのうえ休暇もいただいて、申し訳ない気持ちと感謝の気持ちでいっぱいに。

また“本当は煙たがられているのではないか”という不安があり、気持ちの持ち方がわからなくなる時もありました。

しかし、そんな私を支えてくれたのは、同じ女性の職員でした。

これまでに、身重な状態で仕事を経験したことのある女性は、私と同じようなことを思っていたと言います。

「楽な仕事して給料もらってるなんて思われていたら…」

「仕事できないのに出勤しているなんて思われていたら…」

など、周囲の人がどう思っているのかを気にしてしまうのです。

私も毎日、同僚の顔色を伺って仕事をしていました。

働く女性が通る道だと言いますが、妊娠して働くことは、決して楽なことではありませんでした。

それでも、34週まで、現場で働くことができたのは、周囲の理解があったからです。

もしかすると、このような状況に否定的な人もいたのではないかとも思いますが、それでも最後まで働くことを許してくれたことには変わりなく、感謝の言葉しかありません。

仕事に復帰したら、私を支えてくれた皆さんに恩返しすることはもちろん、働く妊婦さんがいたら、身体的な負担のみならず、精神的な不安にも寄り添ってあげられるような人になりたいと思います。

著者:りけママ

年齢:28歳

子どもの年齢:3か月と4歳

まだまだ幼い4歳の長男と3か月の次男と楽しく生活しています。子育てって、大変なこともたくさんありますが、振りかえると全部、良い思い出だということを感じます。決して楽ではありませんが、できるだけ笑って接していけたら良いと思っています。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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