ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

自動車メーカーの同期年収格差 トヨタは拡大、ホンダは縮小

DATE:
  • ガジェット通信を≫

 大企業の「同期入社」といえば、仲よく同じような待遇で定年を迎える──そういったイメージがあるかもしれないが、実態はそうではない。「同期の年収格差」が存在するのである。一体いくら違うのか。特に「同期格差」が大きいといわれているのが、大手商社や金融業界で、出世コースや学閥などによって、およそ2倍の差が開くことも珍しくない。

 商社や銀行の同期格差が業界内で似通っているのに対し、自動車メーカーは各社のカラーがある。世界最大の自動車メーカーであるトヨタ自動車は海外勤務の有無が差を生む。トヨタの50代社員が語る。

「一昔前は差が少なく、上層部の主観による評価という印象だったが、最近は実力重視。若手の海外勤務は当たり前で、50代の管理職でも海外経験があるかないかで周囲の評価が全く違う(金額は一般的なケースの概数、以下同)。50代前半の正本部長なら最高で年収2000万円に達することもあるが、同期で管理職になれなかった社員だと最低1100万円程度」

 その差は900万円と銀行並みにシビアな差が出ている。だがホンダでは少し状況が違うようだ。50代管理職社員がいう。

「トヨタほど格差がなく、50歳時の年収はトップの部長クラスが1400万に対し、組合員でも1100万と差は300万ほどです。しかも組合員は残業代がつく一方、部長クラスはボーナスの業績連動が大きいので業績が悪い時は差がつきません。せっかく出世したのに、これはこれで悲しいですよ」

※週刊ポスト2016年1月1・8日号


(NEWSポストセブン)記事関連リンク
上場企業平均年収ランク 好調の自動車会社が下位のカラクリ
夏のボーナス トヨタ、日産100万円超など大手自動車は好調
トヨタの販売台数世界一 近い将来VWが抜くと大前研一氏指摘

NEWSポストセブンの記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

TOP