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「大切なのは、念い(おもい)」孫正義の元”右腕”が語る、プレゼン資料の極意ー前田鎌利ー

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ソフトバンク勤務時代に、孫正義代表の右腕としてプレゼン資料の作成に携わっていた前田鎌利さん。

2015年7月に発売された書籍『社内プレゼンの資料作成術』(ダイヤモンド社)は、Amazonのビジネス企画カテゴリーにおいてベストセラーを記録して以来、ビジネスパーソンはもちろん、プレゼンテーションの機会が多くなっている大学生にも愛読されているという。

「本当に伝えたい念(おも)いは何か?」。書家としても活動する前田氏が考える、「伝える」ということの本質を探りました。

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書で作品を作るのと同じ感覚で
プレゼン資料を作る

————(事務所を拝見して)見たこともないような漢和辞典や筆が置いてありますね!プレゼンテーションの書籍の執筆と書家としてのご活躍、両者の活動にギャップを感じますが。

前田 書とプレゼンには共通する部分があると思います。
例えば昔の中国の方は、「墨」という漢字の点を1つ多く打ってバランスを整えるなどしていました。文字を芸術に昇華していたんですね。
僕がプレゼンテーションでスライドを作る時も、どこに写真を置くか、文字はどう表現した方がよいか、書で作品を作るのと同じ感覚で考えています。

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プレゼン技術の追求、
そして自らの役目にたどり着くまで

————社内プレゼン資料の研究をしたのはソフトバンク時代の経験からでしょうか?

前田 その通りです。ソフトバンクの経営会議は、限られた時間の中で議題を通していかないといけない。
しかしながら、上の意思決定が会議中にされないと、自分の部下たちのアクションも制限されてしまう場合がある。そういったジレンマの中で、短時間で要点を伝え、決裁いただくためのコツのようなものを考えるようになりました。

またソフトバンクアカデミア(孫正義氏の後継者育成機関)での事業提案の経験も大きいです。
アカデミアでは、たった5分の持ち時間の中で事業提案をプレゼンテーションしていきます。事業提案プレゼンなので、本書が薦めている5枚から9枚のスライドではなく、50枚近くの資料を展開し説明していました。
6秒に1枚のスライドを説明するといったスピード感ですね。決められた時間の中で、いかに自分の言いたいことをお伝えできるかということで資料を作っていったことは鍛えられましたね。

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