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【連載:映画で分かる女の本音】~大人女子の恋愛モードを上げるピュア・ラブストーリー〜『ストロボ・エッジ』

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人を好きになると、言いようのないあたたかな気持ちに包まれたり、今日は会えるかな? いつ告白しようかな? その人のことを思うだけで胸が高鳴ったりするものです。

片想いは切ないと言いますが、切ないだけじゃない、実はものすごく楽しい時間でもあるんです。

青春ラブストーリー『ストロボ・エッジ』の木下仁菜子(有村架純)にとっても片想いは最初は楽しい時間でした。

学校イチの人気男子である一ノ瀬蓮(福士蒼汰)に恋をして、彼を見つめているだけで幸せを感じていましたが、「蓮くんが好き!」と告白してしまったことで、どうしようもない想いに苦しむことになります。

第一通過点の告白をクリアすると、次は、相手は自分をどう思っているんだろうか? 相手の気持ちが知りたくなって、この恋が実る可能生はあるんだろうか?と思いはじめ、両想い、彼氏彼女というゴールを目指してしまう。それは当然の心理、大人になっても変わらないはずです。

ただ、好きな人のことを1日中考えていてもそれほど問題のなかった学生時代とは違い、社会人になるとお仕事があるわけですから、四六時中ほわーんと恋愛モードでいることはできません。

それに「自分はもう大人女子なんだから」というプライドのようなものが生まれて、今まで観ていたけれど「年齢的にもう……」と、この手の映画はどこか照れくささを感じて手を伸ばさなくなってしまいがち。

しかし! 恋に落ちたときの気持ちが年齢によって変わるかというとそうでもなく、むしろ年齢を重ねるほど余計な知識や経験が邪魔をして思うように動けなくなる。

そんな大人女子にこそ仁菜子の何気ない言葉が心に突き刺さるんです。背中を押してくれるんです。

分かりやすいのは「好きな人に、好きな人がいても好き」と、彼に彼女がいると知っていても告白するその「好き」の力強さと真っ直ぐさ。大人女子の純愛メーターをググッと上げてくれます。

言葉だけじゃありません。ブームとしては過去のものになりつつありますが──「答えてくれるまで帰さない」と行く手を遮られる“壁ドン”にはじまり、後ろからギュッと抱きしめるような体勢で袖をまくってくれる“袖クル”、電車で眠ってしまって彼の肩に頭をもたれかけさせる“肩ズン”など、照れくささ極まりないけれど、やっぱりキュンとしちゃうなぁという胸キュンシーンが満載!

そんなキュンを観ていると、自然と恋の妄想スイッチもオンになり恋愛体質女子、復活です(枯れていた場合ですが……)。

もうひとつ気づかせてもらったのは、ときめくタイミングも好きになるタイミングも人それぞれ違うということです。

「好きな人に、好きな人がいても好き」と仁菜子は自分の気持ちを信じてそれを伝えたからこそ蓮の心が動いたように、同時に恋に落ちなくても相手の心を動かすことはできる。

たった二文字ですが「好き」の力はとても大きいと思うのです。

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