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夫がいなくても義母に会いに行く。育児を通して、夫の家族とも「本当の家族」に

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義母と私の関係は、悪くはありませんが、すごく仲がいいというわけでもありませんでした。

普通の当たりさわりのない関係でした。

結婚して5年。待望の第一子を妊娠しました。

子ども好きの義母はとても喜びました。

だからといって、妊娠中は特に私と義母の関係が変わることはありませんでした。

今までと変わらず月に一度程度、夫と実家に顔を出すだけです。

いよいよ出産の日が近づきました。

私は帝王切開だったので、親族の立会いが必要で夫に頼みました。

病院から

「できれば旦那さん以外にもうひとり立ち会ってほしいです」

といわれました。

そんなに立会いが必要なの?とびっくりしてしまいましたが、手術なので念のためらしいです。

私には両親がいません。

私が結婚する前に病気で亡くなりました。

兄弟もいないし、親しい親戚もいないので、夫以外に頼れる人が思いつきませんでした。

そこで、夫は義母に立会いをお願いしました。

出産時、夫と義母がふたりでそわそわして待合室で待っていたそうです。

産後は、義母が一日置きにお見舞いに来てくれ、プリンや飲み物を買って来てくれました。

手術で傷口が痛く、動き回れなかったので差し入れはかなり助かりました。

退院後も頻繁に自宅にお惣菜を持ってきてくれました。

このころからだんだん夫がいなくても会うようになりました。

そして、

「何時にいきます」

とか、

「何が食べたいですか?」

というようなメールを直接義母とやり取りするようになりました。

生後2ヶ月のとき、義母との関係が大きく変わるできごとが起きました。

ベッドから赤ちゃんが落ちてしまったのです。

まだふにゃふにゃで、自分で手をつき受け身も取れない赤ちゃん。

ゴツッ!

という重い音が部屋に響き、

ギャーーーーっと激しく泣きました。

私はすぐ抱き上げましたが、泣き止まないし、おでこが少し赤くなり始めていました。

「どうしよう?病院行った方がいいの?」

どうしていいかわからず、半泣きでオロオロしてました。

ひとまず夫に連絡をしますが、つながらず、メールを送りました。

徐々に赤ちゃんも落ち着いてきて、ぐすぐすと荒い呼吸をするだけになりました。

そこに夫から返信メールがきました。

「お母さんにきいてみたら?助言がもらえるよ」

と。

義母は、保育士をしていたことがあるので子どものお世話はお手のものでした。

私は

「あ!そうか!」

と思い、初めて義母に電話をしました。

パニックになっていた私は早口で事情を説明しました。

「そんな大きな声で泣いてるなら大丈夫!」

義母のゆっくりとはっきりとした口調にほっとしました。

このできごとを機に、義母にも頼っていいんだ!と思えるようになりました。

今では夫より頻繁にメールをして、夫がいなくても実家に泊まりに行く仲のいい関係になりました。

赤ちゃんが、私と夫の家族を本当の意味で「家族」にしてくれたんだと思います。

著者:あとり

年齢:30代

子どもの年齢:1歳8ヶ月

共働きの夫婦。やんちゃな2匹の愛猫とイヤイヤ期目前の女の子のお母さんです。趣味は断捨離。増えるおもちゃの片付けに苦悩中。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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