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初めての出産、陣痛の朝…なぜか冷静沈着。やるべきことで痛みへの恐れを忘れた?

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不思議なことですが、私は、初めての出産に臨んだ時、陣痛で痛くて不安いっぱいなはずなのに、冷静に落ち着いて準備ができました。

出産予定日1週間前の健診の日、担当医に

「まだまだかかるなー」

と言われ、赤ちゃんがまったく下がってきていないことを伝えられ、初産ということもあり、これは予定日より遅れるわと思って余裕を感じていました。

しかし、その2日後の予定日5日前、朝の4時過ぎに私はお腹の痛みで目が覚めたのです。

「これって陣痛??」

シクシクした生理痛のような痛みでした。

陣痛を疑いながら、痛みの時間を確認して、収まったら横になりましたが、また15分ほどで同じような痛みが来ます。

「これは陣痛に違いない」

確信しました。

隣で寝ている主人は爆睡中。

とりあえず、リビングに移動し電気をつけて、テレビで朝のニュースを見ながら、不定期にやって来る痛みの時間を確認し、陣痛が来た時間をメモに記していきました。

そして、あらかた用意してあった入院準備の荷物を確認し、痛みの合間を縫って行動を開始しました。

まず、洗い残した食器を洗いきって、昨日の晩に干した洗濯物の片付け、ゴミ出しの用意、部屋の掃除、そして最後はシャワーを浴びる。

これだけのことを、不定期にやって来る痛みにうずくまり、時々は横になりながらこなして、終わったら朝6時半。

いよいよ痛みが7、8分感覚で定期的になってきたので病院に電話をしました。

しかし私の電話の声にまだ余裕があったのか、電話応対してくださった看護師さんから

「うーん。ま、初産だし、とりあえず一応来ようか」

と、来ても来なくてもいいようなニュアンスで病院へ来るように言われました。

そんな感じに私も

「これは陣痛ではないのかも?」

と不安に思いつつ、病院へは行かなければならないので、ここでようやく主人を起こし、朝食を食べてから、7時過ぎに病院へ向かって出発したのです。

車内でも私の様子は切羽詰まっていなかったようで、主人は電話で上司に遅刻する旨を伝え、病院に着いたら、私を置いて仕事に行くつもりでした。

しかし、8時に病院に到着し診察を受けたら、子宮口がすでに6cmも開いていて、主人と二人でびっくり。

夫は慌てて再度上司に電話報告して、会社の作業着で院内をうろつくことになりました。

「あの時生まれてくるとは本当に思わなかったな」

と主人は4年経った今でも言います。

一方私も陣痛で正しかったことに安心し、覚悟を決めて、分娩室の隣の待機室で待つことになりました。

待機室で5分間隔の陣痛に苦しみながらも私は冷静でした。

「あ!両親に連絡しなきゃ」

とメールを打ち、友人の子どもがちょうどその日誕生日だったことも思い出し

「HappyBirthDay!!@待機室。わが子も今から生まれます」

とお祝いのメッセージを送りました。

しかし徐々に陣痛の痛みは強くなり、そんな余裕もなくなって、入院から5時間後、元気な女の子を出産しました。

あの陣痛の朝、なぜあんなに冷静でいられて、家事をしたりシャワーを浴びたりできたのか、今でもよく分かりません。

でも、やるべきことに気を取られていたおかげで、陣痛の痛みを過度に怖がることなく出産を迎えることができたように思います。

けれど、分娩台の上では

「もういやー!」

と叫んでいたらしく…最後まで冷静ではいられないものですね。

著者:きのこ

年齢:30歳

子どもの年齢:泣き虫4歳娘とやんちゃな1歳半娘

社会生活から離れて、どっぷり子どもとの生活5年。プリキュアとか、ワンワンとか、アンパンマンじゃない、大人の世界を感じたい今日この頃です。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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