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年明けまで続くチェノーネって?イタリアでの大晦日の過ごし方

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イタリアでは1月6日までがクリスマス期間なので、クリスマスが過ぎてもツリーやイルミネーションが楽しめる。Photo credit: Kimiko Murata「ナポリ 美しい港町で夜景を堪能」

こんにちは!TRiPORTライターのKumikoです。 年越しそばを食べたり、除夜の鐘をきいたり、厳かな雰囲気で迎えるのが日本の伝統的な大晦日の過ごし方ですよね。しかしイタリアでは、日本とは少し違います。

大都市でのカウントダウンは?

ローマでは近年の騒動から、今年は屋外の公共スペースでのイベントやカウントダウンは禁止という話でしたが、12月半ばに「禁止しない」という公の見解が発表され、チルコ・マッシモにて人気バンドのネグラマーロのライブが行われる予定です。 それ以外の都市でも、ミラノのドゥオモ広場ではミュージックバンド・カパレッツァのライブ、フィレンツェのシニョーリア広場ではクラッシックコンサートなど、各地・各広場でコンサートを中心としたイベントが行われます。 年明けの瞬間には花火が打ち上げられ、大変盛り上がりをみせますが、爆竹を投げる危険行為をする人も毎年問題になっているので、年明けの瞬間を屋外で迎える方は十分に注意して下さいね。

ローマ帝国時代の競技場跡、チルコ・マッシモ。Photo credit: Arikawa Satoko「ローマ時代の遺跡を訪ねる。フォロ・ロマーノに咲く紅梅。」

イベントに行かないイタリア人は何をする?

このような大イベントは非常に盛り上がりますが、どの広場もとても混雑するため、大多数のイタリア人は参加していません。イベントに参加しない人の中には、「映画館に行く」人もいます。なぜかはわかりませんが、これは大晦日の定番の過ごし方の1つになっています。

左)レオナルド・ピエラッチョー二監督・主演作、右)クリスティアン・デ・シ―カ主演作、この2本のコメディはイタリアの定番“クリスマス映画”。筆者撮影。

「CENONE(チェノーネ)」でカウントダウン!

大晦日の夕食は「チェノーネ=大夕食会(CENA=夕食+拡大辞の接尾語-ONE)」と呼ばれるほど、家庭でもレストランでも、ものすごいボリュームの料理が用意され、時間をかけて盛大に行われます。テーブルセッティングも特別仕様で前菜からのフルコース。21時頃から始まり、食事は年明けまで続きます。

左は家族でのテーブルセッティング。Photo credit: Guarini Letizia「イタリアのクリスマス2014年」 右はホテル併設のレストランのチェノーネ。Photo credit: Kumiko「夢のイタリアン・アルプス!子連れで年越しスキー旅行♪」

コースにはプリモ(パスタやスープ類など)が2~3種類、セコンド(メイン料理)が2~3種類とボリュームたっぷり! 最初から食べ過ぎると、あとが食べられなくなるので配分に要注意です。そしてセコンドでは、コテキ―ノやザンポーネという豚肉の腸詰(あるいは豚足詰)のソーセージとレンズ豆を必ず食べます。レンズ豆は硬貨の形に似ていることから、お金が貯まるようにという願書けの意味もあるのです。

上2つはプリモ2種類、下はセコンド2種類で右がコテキーノとレンズ豆。Photo credit: Kumiko「夢のイタリアン・アルプス!子連れで年越しスキー旅行♪」

年末にイタリアに来る人は、レストランに「CENONE」と書いてあったらぜひ予約してみてください。世界各国から観光客や地元のイタリア人と、一緒に「アウグーリ!(おめでとう)」と言いながら、カウントダウンで盛り上がりましょう。

ライター:Kumiko Nakayama Photo by: Kumiko「夢のイタリアン・アルプス!子連れで年越しスキー旅行♪」

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*Kumiko「夢のイタリアン・アルプス!子連れで年越しスキー旅行♪」

*Satomi「2010年の年越しをベルリンのブランデンブルク門の前でするための旅」

*Erika Anne Nagaoka「日本と違ったオーストラリアの年越し」

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