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判決ではなく「決定」って何?

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Q.

 裁判所が下す民事訴訟裁判の”結果”(これを裁判と言います)として「判決」という言葉はよく耳にすると思います。その他にも「決定」という種類があります。

 この特徴を示す内容として正しいのは次のどちらでしょうか?

(1)判決は、必ず口頭弁論を開かなければならないが、決定は必ず口頭弁論を開かなければならないというわけではない。
(2)判決は、判決を行うまでの口頭弁論の回数や期間が定められていないが、決定を行う場合は口頭弁論の回数や期間が定められている。

A.

正解(1)判決は、必ず口頭弁論を開かなければならないが、決定は必ず口頭弁論を開かなければならないというわけではない。

 判決の審理は、当事者が口頭(多くは書面を用いてなされます)で主張をしあう「口頭弁論」という方法でなされます。
 判決の場合、「必要的口頭弁論」と言って、必ず口頭弁論を開かなければなりません(民事訴訟法87条1項本文とただし書きより規定されていると解釈されます)。

 これは、判決が訴訟当事者にとって重大な効果をもたらすものであることから、公開の法廷において、当事者に十分な攻撃防御の機会を保障しようとする趣旨であるとされます。

 一方、決定の場合は口頭弁論を行うかどうかは裁判所や裁判官の裁量に任されています。(ちなみに、判決、決定の他に命令という裁判の形式もあります)。

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判決ではなく「決定」って何?

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