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認知率はわずか20%!ギャップイヤー導入で期待できる教育効果とは?

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「ギャップイヤー」という言葉を、あなたは聞いたことがありますか?

ギャップイヤーこそ海外に飛び出せ!おすすめの過ごし方3選」でも少し紹介しましたが、これは高校・大学を卒業してから進学・進級・入社をするまでの隙間期間のことを指し、イギリスをはじめとする欧米諸国で推奨されています。

イギリスやアメリカでは3月に卒業した後、すぐに4月から次のステージへ進まない人もいます。大学や企業の中にも、あえて9月から新シーズンを始めるところがあるほど、ギャップイヤーは一般的なのです。

日本でも2013年に東京大学がギャップイヤーを推奨するようになり、また2015年から文部科学省の支援のもと、12の大学でギャップイヤー制度を導入する動きが出てきました。

ただ、海外留学のEFの調査によると、日本でのギャップイヤーの認知率は現在わずか20%。ギャップイヤーについて説明できる割合は、さらに下回って14%というのが現状です。

認知度が低い理由の一つに、もしかしたらギャップイヤーの価値がきちんと理解されていないことがあるのかもしれません。そこで今回は、ギャップイヤー導入によって期待される効果について、ご紹介していきます。

ギャップイヤー導入で「留学者数」が増加?

日本の学生を対象に「もし、5ヶ月間の隙間期間ができたら、何に取り組むか?」という質問調査を行ったところ、71%が「海外留学に取り組む」と回答しました。海外ではギャップイヤーを利用して、語学を学びたい、もしくは海外の文化や習慣を体感したいと思い、留学する学生が多くいます。

日本の学生は海外留学に取り組みたくても、なかなかまとまった休みが取れないのが現状。今回の調査からもわかる通り、日本でもギャップイヤーが浸透すれば、世界に飛び出す学生たちが増えることは間違いないでしょう。

60%が「将来のキャリアが明確になった」と回答!

アメリカンギャップイヤー協会の調査によると、ある質問調査の回答者の60%が、ギャップイヤー期間を通じて、将来のキャリアパスを設定した、あるいは自分が選択した専攻やキャリアについて確認できた回答しています。イギリスやアメリカでは、学校では学ぶことができない「社会的に必要な能力」を身につける期間として、ギャップイヤーを有効活用する様々な取り組みがあります。

学生たちは、この隙間期間に改めて将来のビジョンを模索し、より明確にできるのかもしれません。ギャップイヤーがもっと日本で浸透すれば、同様の効果が期待でき、早くから将来のビジョンに向けて準備をする学生が増えるのではないでしょうか。

ライター:Satoshi Hirao at EF Education First。留学、語学教育事業を展開する世界最大級の私立教育機関、EF Education First(EF)にてマーケティングを担当。EFのミッションである「Opening the world through education」を掲げ、留学の魅力を世の中に発信し続ける
Photo by: Frontierofficial via Flickr (license)

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