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会社が従業員を追い込むなんて許せない!と思った時に読む話(人事コンサルタント 城 繁幸)

「あー〇〇先輩じゃないっすか、へーいまOA用品の補充やってるんすか。あ、じゃあコピー用紙もうひと箱頼んでいいっすか、あ、急ぎなんで。はいトロトロしない!ダッシュ!」

とか言われるわけです。半年続けたら確実にどこかぶっ壊れてると思います。

労組ですか?労組も基本、経営と同じスタンスです。彼らはバカではないので、生産性が低い人の給料が自分たちの財布から出ていることをよく知っています。だから、追い出し部屋なんかを設置する際はもちろん事前に打ち合わせはするけれども、再就職支援や割増し退職金は議論しても追い出し部屋自体は黙認しますね。

まあ、そんな感じで、日本企業は大なり小なり、辞めてほしい従業員を追い込んで辞めさせているわけです。はっきり言うと、冒頭の某社労士センセイとの違いは、ノリノリで口に出すかどうかの差くらいしかないと筆者は思いますけどね。

規制を無くすと豊かになる人、困る人

では、我々はどうすれば、可哀想な従業員を企業による追い込みから守ることが出来るのでしょうか?それは金銭解雇ルールを作ること、つまり「何か月分かの賃金を払えばいつでも簡単に解雇できるようにすること」です。手切れ金でクビに出来るんなら、誰もめんどくさい追い込みなんてしませんからね。

というか実際今でも、いわゆるブラック企業的なヤクザな会社は、そういう風にいらない従業員を辞めさせてます。十万円くらい包んで「お前、今日でクビだから」というノリであっさりと。従業員ボロボロに追い込んで辞めさせてる方がよっぽどブラックだと筆者は思いますけどね。

理解しやすいように図も書いておきましょう。分かりやすくするために、手切れ金は給料3か月分100万円、某社労士センセイの報酬も100万円とします。

会社が従業員を追い込むなんて許せない!と思った時に読む話(人事コンサルタント 城 繁幸)

(画像が見られない方は下記URLからご覧ください)
http://px1img.getnews.jp/img/archives/2015/12/kaiko01.jpg

金銭解雇ルールを作るだけで、


・誰も追い込まれずに済む
・しかも従業員は100万円ゲットできる
・某社労士センセイは経営危機!

という効能が見込めるわけです。素晴らしい!青筋立てて某社労士センセイを叩いていた正義感あふれるネットの皆さんも、もう金銭解雇ルール導入に反対する理由はありませんね!

あと、ついでに言うと、こういう局面では左翼弁護士とか左翼ユニオンもちょくちょく登場して、同様に企業や労働者から金をむしろうと絡んできます。先の図で言うとこんな感じです(本編図アリ)。彼らが経営側の士業と険悪なのは当然ですよね。だって金の奪い合いしてるんだから。

筆者は某社労士センセイも左翼の労働弁護士も同じ穴のムジナだと考えています。どっちも企業や労働者がまっとうな経済活動で得たお金をむしって生きているけど、右からむしるか左からむしるかの違いだけですね。

世の中には規制のおかげで食ってる人というのが少なからずいて、そういう人たちはきまってもったいぶった理由を付けては規制緩和に反対するものです。平たく言えば、規制緩和というのは、企業活動に吸い付いているそういう蚊みたいな人たちをシャットアウトする意味あいもあるわけです。

以下、
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執筆: この記事は城繁幸さんのブログ『Joe’s Laboからご寄稿いただきました。

寄稿いただいた記事は2015年12月29日時点のものです。

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