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借金の利息は払わなければならない?

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Q.

 10年前、知人から借金をしました。その時期は知人もすぐに返済できないことは理解してくれたので、今まで待っててもらえました。ここ2年で返済の予定がたって、今年半分を返済して、来年2月に残り半分を返済予定です。
 知人は今年全額を返済してほしかったようですが、こちらも事情があって全額は返済できませんでした(恥ずかしながら、他にも借金があって、そちらを先に返済しなければいけなかったので…)。そのとき利息を請求されたのですが、借金を申し込んだ際は、利息の話もなかったのでびっくりしています。
 利息を支払うことになってしまいますか?気持ち的にはお支払いしたいですが、金銭的にも厳しくて…。いい解決方法がありましたら、よろしくお願いします。

(70代:女性)

A.

 民法587条以下は、金銭等の貸借つまり消費貸借契約について規定しています。
 金銭の貸し借りを行った場合、利息付きであるのが一般的です。
 しかし、法律上は、無利息が原則となっています。

 したがって、お金を借りたからといって、当然に利息支払義務が発生するわけではありません。
 ご相談の場合、当事者間で利息の有無及びその利率について、明確な約定があったわけではないようです。おそらく、金銭借用証なども作成されていないのだろうと思われます。

 とすると、貸した側である知人が、利息付きであったこと及びその利率を主張したとしても、それを立証することはおそらくできないと考えられます。
 もっとも、立証の問題は、とりもなおさず裁判の場面での問題ですから、知人との間で裁判沙汰になることを覚悟してのことです。

 法律上は、利息を支払う義務はないのですが、御礼というような形でいくばくかの金銭を上乗せして返済することも検討されてみてはいかがでしょうか。

元記事

借金の利息は払わなければならない?

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