ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

容疑者、被疑者、被告人。どの呼び方が正しいのか?

DATE:
  • ガジェット通信を≫

Q.

 テレビや新聞の報道などにおいて、「容疑者が逮捕されました」という言葉を目にしたり聞いたりするシーンは多いはず。その他に、「被疑者」や「被告人」などの言葉もあります。

 では、「ある傷害事件を起こして、逮捕後、実際に公訴提起がなされた後は、その事件の犯人と思われる人」の呼び方はどれが正しいでしょうか?

(1)容疑者
(2)被疑者
(3)被告人

A.

正解(3)被告人

 罪を犯したのではないかと疑いをかけられている人について、一般的に、公訴提起を境界線として、公訴提起前は「被疑者」、公訴提起後は「被告人」と呼びます。
 実際に裁判においても、裁判官や検察官から「被告人」と呼ばれます。

 刑事訴訟法の条文においても、同様に「被疑者」と「被告人」の呼称が用いられています(刑事訴訟法27条など参照。また裁判所ホームページにも記載があります)。

 実は、ニュースやドラマなどでよく使われる「容疑者」という言葉は法律の世界では一般的ではないという実情があります。
 「被疑者」と「被害者」が文字も読みも似通っているため、混同を避けるために1980年代後半に「容疑者」という言葉がマスコミ用語として生まれたようです。

元記事

容疑者、被疑者、被告人。どの呼び方が正しいのか?

関連情報

第36回 天網恢恢疎にして漏らさず(ある弁護士の獄中体験記)
無理心中の首謀者が死んでしまった場合、どうなる?(なっとく法律相談)
金融詐欺事件(想うままに ー弁護士日誌から)

法、納得!どっとこむの記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

TOP