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生後1ヶ月から…。次女の乳児院生活、職員さんが一緒に見守ってくれた日々

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次女の出産前に、長女が長期入院治療を必要とする病気になってしまいました。

入院をしたのが妊娠8ヶ月の時で、退院予定は早くても次女が生後4ヶ月になるころであろうとのこと。

付き添いが必要な長女の病室に、次女は連れていけません。

新生児を預かってくれる施設もなく、ベビーシッターを雇えるほど裕福でもありません。

夫婦ともに実家が頼れる状態ではなく、手詰まり状態でした。

そんな時に知ったのが乳児院という施設。

新生児から3歳くらいまでの子どもを養育してくれる施設です。

家庭での養育が困難な場合や保護者の入院、次の子どもの出産のためなど、さまざまな理由で子供を預けることができるようです。

私は藁にもすがる思いで児童相談所に電話をしました。

担当の方と会ってお話しをすることになり、現状をできるだけていねいに説明しました。

まだ出産前の子どもの相談というのはなかなかないことのようで、いろいろと検討していただくことに。

そして、私たち家族にとって一番いいであろう道筋を一緒に考えてくれました。

生後57日から入れる保育園があるので、そこに入れるまで乳児院でお世話になろうということになり、役所に相談に行くことに。

しかし、

「いっぱいで入れません」

とあっさりと断られました。

こんな状況でも保育園に入れてもらえないんですね。

この時初めて、待機児童問題が切実な問題なんだと実感しました。

保育園に入れなければ、長い期間離れて暮らさなくてはなりません。

涙がとまりませんでした。

結局、生後1ヶ月までは自宅で私と過ごし、1ヶ月健診後に乳児院に預かっていただくことになりました。

そして預ける当日、私は次女を連れて乳児院まで行きました。

次女がお世話になった乳児院は少し大きめの施設で、たくさんの子どもたちが預けられています。

児童相談所の方と乳児院の院長さんとお話しをし、土日は家で過ごし、平日は乳児院にお世話になることになりました。

いざ次女を預けるとなると、なかなか次女を手放すことができません。

泣きながら次女に何度も謝り、抱きしめました。

平日も面会時間があるので、毎日2時間ほどは面会に来る予定です。

また明日会えると思っていても、なかなか離れる事ができませんでした。

職員の方に促され、やっとの思いで次女に別れをつげて乳児院を後にしました。

それからは長女の病院に泊まり込み、午前中は乳児院で過ごし、午後にまた病院に戻るという生活です。

次女は乳児院でもかわいがってもらえているようで、すくすくと成長していきます。

お食い初めも盛大にやってもらい、かわいい服を着せてもらって、たくさんの写真を撮ってくれました。

晴れている日は公園に連れていってもらい、毎日温かい部屋で保育士さんにいっぱい遊んでもらっているようでした。

予防接種にも連れていってもらえました。

家庭での養育が一番良いと思います。

次女にも寂しい思いをさせたと、今でも申し訳なく思っています。

だけど、乳児院でお世話になった日々は決して辛いだけではありませんでした。

次女の成長を一緒に喜び、辛い時に話を聞いてくれた乳児院の職員さんがいてくれたおかげで、私たち家族は苦境を乗り越えられたのだと思います。

おかげさまで、次女はすくすくと成長しています。

長女とケンカをしても負けない強い子になりました。

著者:ポチョムキン

年齢:30代

子どもの年齢:3歳と1歳の女の子

東京の隅っこでのんびり暮らしています。

女子力低めの女系家族なので、お菓子作りで女子力を上げて行きたいと奮闘中。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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