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おせち料理に飽きたら試したい! 中国のおみくじ餃子とは

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2015年も残すところあとわずかとなった。大晦日にはテレビの特番を見たり年越しそばを食べたり、新年を迎えたら家族そろっておせち料理を囲むのが定番だろう。とはいえ、毎年似たり寄ったりなおせち料理にウンザリしている人も少なくないのでは? そこで外国の正月料理について調べてみた。
中国では春節(旧暦の正月)に餃子を食べる

インターネットでさまざまな国の正月料理を調べたところ、中国では旧暦の正月に当たる春節の時期に家族でおみくじ餃子をつくって食べる風習があるという情報を発見。詳しく調べるために、株式会社日中文化交流社の代建明(ダイケンメイ)さんに話を伺ってきた。

そもそも、おみくじ餃子とはいったいどういうものなのだろうか? 「おみくじ餃子は、春節に家族みんなで餃子をつくり、そのうちの1~2個の餃子のなかにお金(コイン)や飴、ピーナッツ、栗、ナツメなどを入れておき、それを食べた人は1年間生活に困らないという風習です」(同氏)

代さんによると、お金や飴にはそれぞれ意味があるとのこと。「お金」は、お金があり生活に困らないという意味。「飴」は、中国では良い思いを甘いと表現することがあり、飴には蜜のように甘くどんどん生活がよくなるという意味が込められている。「ピーナッツ」は健康と長寿。「栗」と「ナツメ」には、子ども(宝物)を授かるという意味があるそう。

また、餃子自体にも意味があり、餃子の形が昔の硬貨に似ているため、“幸福な運命を包む”という意味合いで春節に食べるようになったのだとか。ただし、中国全土にこの風習があるわけではなく、小麦が多く収穫できる東北地方で行われており、米が主食となる南部地方にはおみくじ餃子はない。「南部地方では、餃子の代わりに餅団子をつくって食べるんです。餅団子には、1年間家族団らんで問題なくスムーズに過ごせるという意味があります」(同氏)

さて、気になるのはおみくじ餃子のつくり方。代さんに伺ったところ、春節用の特別レシピがあるわけではなく、普段つくって食べている水餃子に、前述のお金や飴などを入れるだけでいいそう。とはいえ、お金をそのまま入れるのは不衛生なので、事前に洗って除菌することを忘れないようにしよう。中国全土で共通する正月料理は魚

せっかくなので、おみくじ餃子以外にはどんな料理を食べるかも伺った。「中国全土では魚料理を必ず食べます。中国語では“魚”と物が余ったの“余”の発音が似ていることから、1年間お金や食べ物が余って来年までいい年になるようにという願いが込められています」(同氏)

魚であれば種類は問わないそうだが、中国ではおもに鯉を食べることが多いとのこと。ちなみに、正月に魚料理を食べることは台湾でも行われている文化なのだとか。

日本のおせち料理同様に、それぞれ意味のある料理を食べていることが分かった。しかし、もうひとつ気になるのが爆竹。中国の正月(春節)といえば、盛大に爆竹を鳴らしているイメージが強い。爆竹は、新年を迎えた喜びや祝いを近所の人たちと分かち合うために行っているそう。ただし、最近では火事などの危険があるため、大都市では禁止されている地区も多くなっているらしい。

日本のおせち料理にも健康長寿や子宝などの意味があり、新年のはじまりとして食べたほうがいいのかもしれない。しかし、たまには趣向を変えて今回紹介したような外国の正月料理で過ごしてみるのも楽しいのではないだろうか。●取材協力
株式会社日中文化交流社
元記事URL http://suumo.jp/journal/2015/12/26/103279/

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