ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

高級SIMフリースマホ「HUAWEI Mate S」レビュー

DATE:
  • ガジェット通信を≫

ファーウェイ・ジャパンが12月4日に発売したスマートフォン「HUAWEI Mate S」(以下、Mate S)。スリムで上質なメタルボディと5.5インチフルHD(1080×1920ドット)AMOLEDディスプレイを搭載するフラグシップスマートフォン。価格は79,800円と、SIMフリースマホとしては高価な部類に入ります。
SIMフリースマホは、通信キャリア製のスマホよりも1/3程度の価格で購入できることから「格安スマホ」と呼ばれています。実際2~3万円程度で購入できるスマホが多く、それらと比較するとMate Sは倍以上。では、具体的にどのような特徴があるのか見ていきたいと思います。

 

パッケージから「おもてなし」を感じる!
Mate Sのパッケージは限定モデルの時計でも買ったような高級感ただようしっかりとしたもので、“開ける楽しみ”と“とっておきたい”気持ちを両方味わわせてくれます。

付属のリモコン付きイヤーヘッドホンはプラスチックのケースに収まり、フリップカバー式の手帳型ケースが付属します。端末はとてもスリムで手になじむ形状をしていますが、傷がついたり、汚れると気になったりする人にとって専用ケースは必須。別途購入することを考えるとお得といえます。

手にフィットする極薄メタルボディー
Mate Sは、最厚部約7.2mmというスリムボディ。

カメラ部分のカバーガラスがボディよりもやや外側に飛び出していますが、この薄さの中に光学手ブレ補正を搭載しています。

 

バッテリー容量は2,700mAh。背面のアーク形状に収まる「凸」型をした特殊形状のバッテリーで、これにより薄いボディでも十分な容量を確保しています。

Mate SのディスプレイのAMOLED(有機EL)は薄いフィルムの形状をしており、フルカラーによる表示だけでなく薄型化にも貢献しています。AMOLEDディスプレイは一般的な液晶パネルよりも黒色をしっかりと表示できます。黒がより表現することにより全体にメリハリがつき、これまで以上に美麗な映像表現・画像描画を実現しています。

タッチパネルのガラス部分には、エッジ部分を立体的に丸く2.5D加工を施した「ゴリラガラス4」を採用することで、いままで以上にキズに対して耐性があります。Mate Sを握ったときにちょうど2.5Dガラスの丸い部分に指の側面があたります。角張っていないため、自然な持ち心地で長時間利用の妨げになりません。

付属のフリップカバーを付けても分厚くならず、ここにも薄さのメリットがありました。レザー風のフリップカバーは手触りも良く、メーカー純正品ということもありフィット感は抜群。もちろんフリップカバーの開閉にあわせてスリープのオン・オフが連動します。

 

新感覚の2つのタッチ操作を搭載
Mate Sには指の第2関節によるタッチ操作「ナックルセンス」で特別な操作ができます。最も手軽なのが、ナックルセンスで画面を2回タップするとスクリーンショットを手軽に撮影できるというもの。

さらにナックルセンスで画面に触れてから円を描くように操作すると画面のその範囲だけを切り出して保存できます。

このほかに「c」、「e」、「m」、「w」の4つのアルファベットをナックルセンスで描くことで登録したアプリを呼び出す機能も便利です。スリープ中でもこの機能を使うことで、すぐにアプリを起動することができます(※ロックしてある場合は解除後に起動します)。

背面の指紋センサーは指を添えるだけでスリープからロック解除ができます。この指紋センサーにはタッチコントローラー機能があり、上下操作で通知確認できます。。画面が大きいのでとても重宝することでしょう。

ギャラリーでは左右操作による写真が切り替えできます。ただし、この左右操作は機能が限定されています。例えばブラウザでの進むや戻るといった操作にも対応してくれれば使い勝手が格段に向上するはず。今後のアップデートで機能追加をして欲しいと願うばかりです。

また指紋センサーは長押しでカメラのシャッターボタンとして使えます。構えて撮影することができるため、手ブレの軽減に繋がります。

使い勝手の良い充実の機能
片手でも操作できるよう画面を縮小表示する「ワンハンドUI」が搭載されています。

WebページやSNSを閲覧するときは大画面で、文字入力するときはワンハンドUIで使うと片手で操作できて便利。また、2つのアプリを画面分割して表示する「デュアルウィンドウ」は対応するアプリのみの限定機能ですが、ブラウザを2つ立ち上げて比較しながら見るという使い方ができました。

カメラは背面には1,300万画素のRGBWイメージセンサー、前面には800万画素のイメージセンサーが搭載されています。ホワイトバランスが安定しており青空が綺麗に写せるカメラです。

Mate Sには新たに撮影者がパラメーターをコントロールできる「プロカメラ」モードと、3つのモノクロフィルターを追加。プロカメラモードはホワイトバランスの変更やシャッタースピードを遅くして動きのある写真撮影ができるので、「こだわりの一枚」を思いのままに残すことができることでしょう。

一方、モノクロフィルターはプロの写真家が使うような印象的な「インパクト」や、その真逆の柔らかいトーンの「ND」と、写真撮影が楽しくなるフィルターが使えます。
 

総括
冒頭で「価格に見合ったスマホ」と記述したとおり、オクタコアCPUや3GBのRAMをスリムなメタルボディに包んだこだわりのある製品です。Mate Sの登場で、SIMフリースマホの選択肢は、安く買うだけではなく自分にあった道具を選ぶ感覚が増えたように感じます。

SIMフリースマホのメインストリームは今後も価格の安いいわゆる格安スマホだと思います。しかし通信キャリアにはない価値のあるスマホを選びたいという層にとって、新たな選択肢の登場は歓迎すべきというところではないでしょうか。

(文:mi2_303) 

カテゴリー : デジタル・IT タグ :
SIM通の記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

TOP