頼り下手な私。でも笑顔のママでいるために、周りの力を借りようと決めた

出産って、可愛い赤ちゃんに会えて幸せな気持ちと、授乳・お世話・家事に追われたりで必死な気持ちと両方ありませんか?
私は、両方ありました。
というか、子どもが1歳を迎えた今でも両方あります!
子どもは可愛いけど、元気な子どもを追いかけるのが結構大変です。
それでも今は、自分の時間をなんとか捻出し、心の平安を保てるようになりました。
ですが、生後9ヶ月くらいの頃は、産後の疲れがどっと出て、今思えばあれって産後うつだったのかなと思います。
私の場合はちょうどその頃、旦那さんが出張続きで平日はもちろんのこと、週末は家にほとんどいなくて、今思えばかなり精神的にきていたと思います。
言葉の通じない赤ちゃんと2人きりの生活に気分が沈んでいました。
たまに飲み会で遅く帰ってくる旦那さんに暴言を吐いていました。
飲み会も仕事のうちなんでしょうけど、自分は子どもの世話でやりたいことも我慢してやっているのに!と怒り心頭でした。
いわゆる産後クライシスってこういう状況のことを言うのでしょうか・・・。
旦那さんの仕事の都合で、親戚も親しい友人もいない土地で暮らしていたので、特に孤立無縁な感じが強かったのもあります。
たまに外に出ては子育て支援センターなどに出かけていましたが、ほぼ初対面の人とその場で少し話して終わり。
家に帰ればまた言葉の話せない赤ちゃんと2人きりの生活です。
自分は世の中の役に何か立っているのだろうか、一生このままの生活を続けるんだろうか・・・。
と、暗い気持ちが私の全身を覆っていました。
子どもの前ではせめて明るい顔でいようと努めてはみるものの、授乳しながら涙を流すこともしばしば。
親や友達に電話するのも気が進まず、面倒でした。
旦那さんに相談し、子どもを保育園の一時保育へ入れることにしました。
もともと人見知りな方ですし、決してポジティブシンキングな持ち主ではない私ですが、自分の趣味の時間を持つことでストレスが少しなくなりました。
旦那さんが週末家にいるような状況があれば、無理を言って子どもを預け、一人の時間を少しでも確保するようにしました。
とにかく、ママの笑顔が子どもにとっては一番嬉しい贈り物だと思ったからです。
自分が笑顔で気分良くいるためには、一定の一人の時間と、あとは誰かの手助けがないと無理だと感じました。
一時保育を何度か利用するうちに保育士さんにも育児相談にのってもらえるようになりました。
一人で悩んでいたことも、プロに相談することで解決することがほとんどでした。
育児をするまではなかなか人に頼れない性格でしたが、これからは積極的に、行政や保育園といった『遠くの親戚より近くの他人』に頼っていこうと心に誓いました。
それからは、紆余曲折ありながらも、何とか地域の方々の力に頼りながら元気に育児が出来るようになりました!

著者:はいり
年齢:30代
子どもの年齢:1歳
挙動不審な親子です(笑)
独身時代は、リュックひとつで世界各国を貧乏旅行で放浪したりしていました。
映画好きです。
※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。
関連記事リンク(外部サイト)
我が家のパパはイクメン!でも「ママはゆっくりできていいわね」と言われて…
2人目の産後に毎日イライラ…身近な育児の先輩に全て聞いてもらいスッキリ
胎動が、お腹の中に人がいる事実が怖い。そんな私が出産、そして今