チャット感覚で翻訳家が返信!世界初の人力翻訳アプリが開発される

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「WhatsApp」や「LINE」、「WeChat」など、チャットをベースとするオンラインサービスは、いまや電話やメールなどと並ぶ、主要なコミュニケーションツール。

会話をしているかのように、より簡単かつ気軽にメッセージをやり取りできるのが利点だ。

・世界初、チャットUIを活用したモバイル翻訳アプリ

世界で5万人以上の翻訳家を擁するオンラインコミュニティ「TermWiki.com」の運営者Stepes社は、世界で初めて、チャットのインターフェイスを応用した翻訳アプリを開発した。

独自のモバイル翻訳テクノロジーによって、世界中の翻訳家が、スマートフォンを介し、いつでもどこでも、チャットしているような感覚で、翻訳に取り組むことができる。

具体的には、クライアントから翻訳依頼を受けた文書などをStepes社が細分化し、「TermWiki.com」に登録している翻訳家に割り振り。

翻訳家は、チャットのようなインターフェイス上で、Stepes社から一行ごとに発信される翻訳元の文に対し、その訳文を“返信”していくことで、翻訳作業をすすめていく仕組みだ。

・インターフェイスの観点から翻訳プロセスを改革

業種を問わず、グローバライゼーションが広がる昨今、企業のウェブサイトから製品マニュアル、アプリのインターフェイスに至るまで、多種多様な製品・サービスにおいて多言語化のニーズが高まる一方、「Google翻訳」をはじめとする機械翻訳の精度は、まだ十分とはいえない。

Stepes社のスマホアプリは、インターフェイスの観点から翻訳作業のプロセスを改革している点が秀逸だ。

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