ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

現代人の本音?「年賀状出すのは面倒だけど、貰うのは嬉しい!」

DATE:
  • ガジェット通信を≫

つい先頃、最近の年賀状事情として、年賀状を出すことを「やめたい人」が続出しているというニュースが話題になっていました。中にはわざわざ今度の年賀状に「今年で年賀状をやめます」と書いて出す人もいるほどなのだとか。

【関連:「大福」「宝」「福徳」など……年賀状に新たなブーム?“縁起郵便局”】

2016年の干支は申(サル)

年賀状といえば、新年最初のご挨拶。ちょっと縁遠くなってしまった人や、軽くお世話になった人など「ちょっとした関係」の人達との連絡には何かと便利なツール。 建前上は「礼儀」とされていますが、本音をいえば「何かあれば連絡をとりたいけど、普段はとる必要が無い」という相手との、ちょうど良い「つながりの確認ツール」ともいわれています。

しかし、人によっては出す年賀状の枚数が1人100枚超えることは割とある話で、他にも出すまでの作業のおっくうさは否めません。
さらに最近では、交友関係を限定する人も多く、年賀状だけのおつきあいは「いっそのことバッサリ!」という人は確かにいるみたいですね。

でも実際のところどうなのでしょうか。日本郵便が報道向けに発表している資料を取り寄せ、その点を探ってみました。

■現代人の本音?「年賀状出すのは面倒だけど、貰うのは嬉しい!」

資料によると、2000年(平成12年)前後を機に普及した携帯電話やインターネットの影響をうけ、それらで新年の挨拶を済ませる人が増えたとしています。確かに手軽ですし、ネット上の声を拾ってみると「一斉送信できて楽」なんて人もみられました。こうした新習慣が普及するにしたがい、年賀状の発行枚数は2003年(平成15年)をピークとして減少傾向にあります。

日本郵便の資料では「はがき(手紙含む)の年賀状を送る習慣について」という「出す立場」で行ったアンケートを紹介しています。
それによると、この習慣について必要18%、どちらかといえば必要28%、どちらともいえない28%、どちらかといえば不必要12%、不必要14%という結果に。

つまり必要と感じているのは全体の48%。半数以下ということが分かります。 ちなみにこのアンケートの中で、実際に年賀状を出さなかった人の理由でもっとも多かったのが「面倒な仕事」(40%)になっているそうです。

そして今度は逆の視点で行われた受け取る側でのアンケート。
「年賀状を貰うことは嬉しい?」という質問では、そう思う20%、どちらかといえばそう39%、どちらともいえない23%、どちらかといえばそう思わない6%、そうは思わない13%。
こちらでは「貰って嬉しい」が59%という結果に。

年賀状を出す習慣は送る立場だと「面倒」としつつも、でも貰うのは「嬉しい」。何だか複雑ですね。

■住所を知らないネットフレンドにも紙の年賀状出せるって知ってた?

実は私もこの資料を読むまで知らなかったことなのですが、日本郵便では年賀状減少対策として、あの手この手の対策を打ち出しています。

ウェブ上でデザイン・住所禄登録するだけで印刷して配送してくれるサービスは勿論、最近ではネットだけのやりとりにも注力しているようなのです。

中でも目を引いたのが「住所が分からない友人や知人にも、紙の年賀状が送れるサービス」。『ウェブポ』と『ネットで年賀状』2つのサービスで提供されています。
ウェブ上だけの友達やメールアドレスしか知らない相手に対し、事務局から受け取り主に年賀状受け取りの可否をもとめ「OK」されたら配送する仕組みだそうです。間に事務局がはいるので、注文者が送り先の住所を知ることはありません。注文者も相手に住所を知られずに送ることもできます。つまり匿名を維持したまま実際の年賀状が送れるのです。

■絶対お勧め!SNSでもそのまま使える無料の「さるみっくす」に「せりふふきだしメーカー」

他にも面白いコンテンツとして、来年の干支「さる」をテーマにした「さるみっくす」という合成サービスも提供されています。
顔写真を登録することで、さるの画像に顔が自動合成されGif動画が生成される仕組み。完成するとデータをダウンロードすることができ、さらには年賀状テンプレートに使用することもできるそうです。勿論その場合は静画になりますけど。

オリジナルの写真

筆者もちょっとやってみましたが、なかなか「キモかわいく」なりました。新年1発目のご挨拶ツイートにはちょうどいいネタになるのではないでしょうか。

さるみっくすTOP

拡縮したり回転もできた

さるみっくすの完成!実際はGif動画になってる

あと絶対お勧めなのがLINE向けオリジナル年賀スタンプの生成サービス。「せりふふきだしメーカー」と「干支似顔絵作成ツール(アバター)」の2種が用意されています。「せりふふきだしメーカー」は好きなセリフや画像をはんこにすることができ、新年に限らずかなり利便性の高いものが作れそうです。販売されているスタンプじゃなく、完全オリジナルとなるので、他と違いをつけたい人には特にお勧めです。

せりふふきだしメーカーTOP

ダウンロードしてLINEで使える

そして「干支似顔絵作成ツール」はというと、干支のコスチュームを身にまとった、自分に似たアバターを生成することができます。
あらかじめ何パターンか作っておけば、新年のやりとりは絶対盛り上がるはず。

干支似顔絵作成ツールTOP

LINEで使えるのが嬉しい

どれも無料で利用でき、会員登録の必要もありません。利用はPC/スマホで行えます。全てスマホからやってみましたが、本当に簡単に作業することができます。 絶対お勧めなので年内のうち色んなパターンを用意してみると良いでしょう。

ちなみに、ウェブからの年賀状コンテンツは「郵便年賀.jp」というサイトに纏められています。年賀状に関することはここから全て行えるので、コンテンツに興味をもったかたはこちらから確認してみてください。

■本当に年賀状出すのやめていいんですか????

冒頭で紹介した「今年で年賀状をやめます」という話題。実際のところどうなのでしょう。上で触れた日本郵便の「郵便年賀.jp」では、特に若者向けに様々な施策が行われています。

実際の年賀状を出すという行為は確かに減っていますが、同サイトがオープンした2007年ではPV数約1億。それが2014年には2億にまで膨れあがったそうです。
さらに、日本郵便初のLINE公式アカウント「ぽすくま」では、友達数は約600万人、「ぽすくま」でデザインされた年賀状の注文数は約18万枚にのぼったのだとか。

ちなみに日本郵便が発表する資料にはこんなことも書いてありました。若年層では確かに年々減少傾向があるそうですが、年賀状の差し出し通平均推移は1人あたり30代からわずかに増加傾向があるそうです。個々でみれば、人と人とのつながりを大切にしたい人が増えてる証しかもしれません。

新年最初のご挨拶。久しぶりに連絡をとってみたい相手には、連絡するにちょうどいい習慣です。「昔の同級生どうしてるかな?」なんて思った時には、一言添えだしてみると同窓会のきっかけになるかもしれません。もしそれがおっくうなら上記のようなサービスをつかって、SNS上の挨拶にバリエーションを広げてみるのも楽しくなっていいかもしれません。
あ、それから2016年(平成28)用年賀お年玉賞品の1等は過去最高のお年玉10万円になっているそうです。年賀状を受け取った人は、年明けの当選発表は忘れずにチェックしてくださいね!

カテゴリー : エンタメ タグ :
おたくま経済新聞の記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

TOP