ゲスの極み乙女。、アルバムリード曲「両成敗でいいじゃない」のMV公開

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ゲスの極み乙女。の待望の2ndフルアルバム『両成敗』に収録されているリードトラック「両成敗でいいじゃない」のMVが解禁となった。

ゲスの極み乙女。 (okmusic UP's)

“両成敗がとまらない”というフレーズを大合唱したらどんなに気持ちよいだろうという素朴な想いから200人の男女の混声合唱団とこのMVは制作された。誰もが一度は経験したことのあるであろう合唱。皆で歌う事で歌詞や曲の世界観を更に拡張していき、人に訴えかけていく。

人から発せられる力と、今回のキーワードでもある“両成敗”という文字から想起する日本の歴史感とその雰囲気(和装、武者、のぼり旗、習字タイトル)も漂うことでさらにその空間は濃く深いものになっている。

その一風変わった空間で、様々なことが起きていく。合唱コンクールの会場にリムジンで登場する場違いさ、光るLED武者、サイリウムを持ちながら歌う合唱団。全てが何かがおかしい…。その中でも、メンバー達は楽しそうに自由に演奏していく。そして“両成敗”という言葉を軸にメンバーに起こる出来事が、運命のようにつながっていく。

特に、映画『卒業』のパロディを演じるシーン。休日課長が思いをよせる、ほな・いこかを川谷絵音から奪いとる。各キャラクターも重なって“両成敗”を象徴するシーンになっている。1960年代に大流行したこの映画は、恋人を奪うこと、奪われることを象徴的に描いており、しかし、奪う方の痛快さに焦点をおいた映画だった。そんな映画をゲス乙女流に落とし込み、メンバーの魅力とキャラクター、楽曲のもつ包容力が、全部まとめて“両成敗でいいじゃない”と笑い飛ばしているようにも見える。最後の大団円では、あれだけカオスなことがあったのに合唱の力も重なり、感動的なフィナーレになっていく。そして“両成敗でいいじゃない”その川谷絵音の一言が心に刺さる。

今回の発表と合わせ、『両成敗』発売記念スペシャルサイトもオープン。本サイトでは、「両成敗でいいじゃない」「私以外私じゃないの」「ロマンスがありあまる」「無垢な季節」「オトナチック」のMVや本作に関する情報が集約されており、今後スペシャルコンテンツや最新情報が随時追加される予定となっている。こちらも合わせてチェックしよう。

■ゲスの極み乙女。2ndフルアルバム「両成敗」発売記念スペシャルサイト
http://ryoseibai.com
■ゲスの極み乙女。 オフィシャルHP
http://gesuotome.com

【ゲスの極み乙女。川谷絵音(Vo/Gt)コメント】
サビのメロディーは一回聴いたらもう最後。ずっと頭の中で鳴り続けます。今回のMVではそんな強いサビを合唱隊によって
さらに強調しています。みんな一斉に歌ったり踊ったり。絵的にかなり面白いものになったと思います。僕とちゃんMARIが同時に
シンセを弾く部分が映像としても曲としても一番の見どころです。ゲスの極み乙女。の真骨頂を感じてください。

【東市篤憲 監督 コメント】
「両成敗でいいじゃない」の楽曲が持つまるで笑ったり泣いたりしている感情の変化のようなエモーショナルさと、混沌が濃密に凝縮されたような次々と展開していく音の世界。そして両成敗という言葉の持つ強さとその意味につながるストーリーとスケール感。
全部まとめて“両成敗でいいじゃない”を映像で表現してみました。メンバーに楽しんで演じてもらった芝居パートは、映画のパロディで“両成敗”したり、細かいネタが満載なので探して是非楽しんでみてください。作り上げた200人の合唱団と武者ダンサー「チーム迷彩」関わった全てのスタッフ、ゲスの極み乙女。メンバーに感謝でいっぱいです。ありがとうございました。

「両成敗でいいじゃない」MV
https://www.youtube.com/watch?v=bVZElDCQn3I

ゲスの極み乙女。 ワンマンLIVE「ゲス乙女大集会〜武道館編〜」
3月30日(水) 東京 日本武道館
3月31日(木) 東京 日本武道館

アルバム『両成敗』  (okmusic UP's)
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