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“マンションならでは”の「いい話」コンテスト、結果発表

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マンションライフにはドラマがいっぱい?

12月10日、(一社)マンション管理業協会による「マンションいい話コンテスト2015」の表彰式が開催された。マンションライフにおけるよろずエピソードを募集。全国計1015通の応募の中からグランプリ、準グランプリ、各特別賞の6作品を選出。表彰式には、タレントの吉澤ひとみさんと石川梨華さんがプレゼンテーターとして参加した。
グランプリ作品をもとにミニドラマも放映

「マンションいい話コンテスト 2015」は、マンション管理業協会が推進するマンションライフ総合支援キャンペーンの第1弾「マンションのWa」サイト開設に続く、第2弾。マンションを舞台に、管理組合や居住者がマンションライフを豊かにするための活動や工夫を通し、人と人とのつながりの中から生まれた「いい話」を募集したものだ。

表彰式では山根弘美理事長が「東日本大震災以降、マンションの自助と共助が注目されている。孤立死や児童虐待、さらには超高齢化社会などの問題も、マンションのコミュニティの力で乗り越えられるかもしれない。人の心や命をも救える可能性がある」などと挨拶した。

グランプリは、「集会室での育児」と題した作品。騒音問題を抱えた育児中の女性が、マンションの集会室を利用して、助け合うエピソードが選出された。「チャイムの音」と題した6分間のミニドラマも放映され、今後も優秀賞の作品が作成されていくようだ。独居老人の問題など、マンションだから解決できたエピソードも

特に印象に残ったのが、特別賞(家族のWa賞)の“長期滞納者問題が心温まるエピソードに変わったエピソード”だ。日ごろから旅行のおみやげを持って来るほど管理員と親しかった独居老人が、突然連絡がなくなり、管理費の滞納が続いていた。病院からの連絡で亡くなったことが分かり、理事会で「相続人調査」をした。

老人には離婚した妻と生まれたばかりのころに別れた子どもがいた。子どもは父親に対していい印象を持っていなかったが、遺品整理をしたときに、赤ちゃんのころの写真が大事そうに飾られているのを発見。また管理員が持っていたおみやげのキーホルダーが新婚旅行で行った下呂温泉のマスコットキャラクターだったことが分かった。今回の件で自分が深く愛されていたことに気付かされ、子どもはマンションを相続、滞納している管理費を納めた。

独居老人による孤立死は大きな社会問題だが、地域とつながっていることの大切さを痛感するエピソードだ。マンションに住んでいたことで、管理員や理事会が早期の対応がとれる。また離れていた人と人の心もつなげることができた。

準グランプリの“「親」と「理事」と”も、親子関係が上手くいっていなかった女性理事が、息子の敷地内での迷惑行為への対処がきっかけとなり、理事長が、真摯に向き合って相談にのり、親子が向き合うことの大切さを教えてくれた。マンションに暮らし、管理組合活動に役員として参加していたからこそ、家族間の問題も解決できたという。

特別賞(地域のWa賞)の“愛であふれたゴミ置き場”は、マンションの隣の家に住むおばあさんが、雨の日に遠く離れたゴミ置き場まで苦労して運んでいるのを見た管理員が管理会社に相談し、理事会の了承を得て、マンションのごみ置き場に出せるようになった話だ。マンションが地域のコミュニティにまで役に立っている例だ。

いずれの話も、住民、管理組合、管理会社が、それぞれの立場で、同じマンションの屋根の下で生活する上での、思いやりや工夫が語られていた。加えて、マンション住民のみならず、今後の地域コミュニティの形成、地域の見守り役として、マンションが核となる存在になるのではというヒントにもなっている。

【画像1】受賞者のみなさん(写真撮影:SUUMOジャーナル編集部)

【画像1】受賞者のみなさん(写真撮影:SUUMOジャーナル編集部)

マンション管理業協会は、建設大臣の認可を得て設立されたわが国唯一のマンション管理会社の団体。このキャンペーンも、より多くの人に、マンションライフのすばらしさ、管理の大切さなどを伝えるために実施しているそうだ。

吉澤ひとみさんも「マンションの廊下がきれいなのを見ると、管理人さんやマンション管理の凄さを実感する」とコメント。また石川梨華さんは「マンションを出るときの管理人さんやご近所の方の『いってらっしゃい』『おかえり』の言葉が温かい気持ちになる」とマンション生活の良さを語った。管理員や住民同士の挨拶、感謝の言葉など、日々の些細な心配りが、快適なマンション暮らしには大切だとあらためて感じた。●参考
マンションいい話コンテスト
元記事URL http://suumo.jp/journal/2015/12/21/103126/

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