【書評】子どもの食物アレルギーが増加中 / 悩めるママたちが支持するおやつレシピとは?

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食物アレルギーを持つ子どもが増えてきています。文部科学省の調査によると、2013年8月の時点で食物アレルギーを持つ子どもは45万人を突破(公立の小中高合計)。

・子どもの食物アレルギーは9年で1.7倍に
さらに、2004年に行われた同調査と比較すると、アレルギーを持つ子どもの割合が約1.7倍になっていることもわかりました。育児をがんばりながら、アレルギーにも頭を悩ませるママが増えているということでもあります。

・卵や乳製品なしでもおやつはつくれる
そんななか出版されたのが、人気オーガニック教室を手がける菅野のなさんの著書『子どもと食べたい時短おやつ』(タツミムック)。小さい子どもの食物アレルギーの大半を占める、卵・乳製品を使用しないおやつのみを集めたレシピ本です。

生徒数は延べ1,000名を超えるという菅野さんに、アレルギーに悩むママたちの声と、その対策を聞いてみました。

・悩みすぎて落ち込んでしまうママも
「9年間料理教室を運営していますが、アレルギーに悩むママは確かに増えている印象ですね。これまで仕事ばかりをしてきたママのなかには、『料理をしたこともないのに、アレルギーも考えないといけないなんて』と落ち込んでしまう方もいらっしゃいます」(菅野さん)

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・アレルギーは成長で治るケースも多い
でも、菅野さんは落ち込む必要はないと言います。卵・乳製品は代用できる食材がありますし、アレルギーも成長にしたがって治るケースが多い。簡単に短時間で卵・乳製品を使わないおやつや料理がつくれることを知って、みなさん安心されるそうです。

・食事や生活を見直すきっかけにもなる
「お子さんのアレルギーについて真剣に悩み、教室で学んで実践して、笑顔に変わっていったママたちをたくさん見てきて、気づいたことがあります。アレルギーは大変なことだけど、お子さんにとってもママにとっても、食事や生活を見直すきっかけになるということです。子どもと一緒につくれるおやつづくりは、特に効果的ではと思います」(菅野さん)

・教室一番人気はバナナケーキ
筆者もさっそく教室で一番人気というバナナケーキをつくってみましたが、オーブンで焼くまでに本当に10分かからずビックリ。自分で甘味を調整できるので(バナナの甘味だけでつくる生徒さんも多いとか)、ダイエット中の女性にも良さそうです。アレルギーの子どもを持つママはもちろん、おやつづくりが気になっている方は、本書をチェックしてみては。

https://youtu.be/0pSzjHQy5lE

もっと詳しく読む: バズプラスニュース Buzz+ http://buzz-plus.com/article/2015/12/20/shorter-working-hours-snack/

Via: 子どもと食べたい時短おやつ

執筆: 武藤徉子
ライター・編集者。自由大学「伝わる文章学」オブザーバー。健康雑誌、ビジネス誌、週刊誌、マネー誌など数多くの媒体で執筆。モットーは難解なコンテンツをわかりやすく伝えること。

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