アデル リリース3週間で500万枚超え!『25』が再び米ビルボード・アルバム・チャート首位に、話題の新星トロイ・シヴァンが7位に初登場

access_time create folderエンタメ
アデル リリース3週間で500万枚超え!『25』が再び米ビルボード・アルバム・チャート首位に、話題の新星トロイ・シヴァンが7位に初登場

 アデルの『25』が登場3週目にして週間セールス72万枚を突破し、歴代記録を更新しての首位獲得となった、今週の米ビルボード・アルバム・チャート。

 11月20日にリリースされ、初週は歴代最高枚数の340万枚、2週目で110万枚を突破し、3週目となる今週で72万枚、通算520万枚に届く驚異的なセールスを記録している。3週目で週間セールスが70万枚を突破するという記録は、もちろん歴代最高記録で、本国UKでも3週目の首位をマークし、週間セールスは35万枚を突破している。12月14日には、NBCで『アデル・ライブ・イン・ニューヨーク・シティー』が放送されたことで、さらにセールスを伸ばすことが予想されている。もしかしたら、3週目の70万枚を超える、再びミリオン突破という数字も期待できるくらいだ。

 また、来年には【第58回グラミー賞】でのパフォーマンスが予定され、同2月からはワールドツアーもスタートする。たとえ1月に一旦セールスが落ちたとしても、春先には再び数字を伸ばすだろう。年内にどのくらいまで売上を伸ばすか、アデルの躍進は止まらない。

 首位常連であった、コールドプレイの新作『ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ』はアデルに及ばず、2位デビューという結果になった。2000年のデビューアルバム『パラシューツ』から、本国UKでは6作すべてがNo.1を獲得、アメリカでも、3rdアルバム『X&Y』から昨年リリースの6th『ゴースト・ストーリーズ』まで、4作連続のNo.1デビューを果たしていたが、両チャート共に首位には届かず、記録更新には至らなかった。初動枚数は21万枚で、十分に首位を獲得できる数字ではあったものの、アデルの勢いがあまりにも凄まじく、今回は運が悪かったというしかないだろう。

 5‎位に初登場したのは、ラッパー、ジー・イージーの4thアルバム『ホエン・イッツ・ダーク・アウト』。米カリフォルニア州オークランド出身の26歳で、昨年リリースした3rdアルバム『ジーズ・シングス・ハプン』が最高位3位を記録し、一気に大ブレイクを果たした。

 続いて、6位にもラップ界からリック・ロスが初登場。本作『ブラック・マーケット』は通算8枚目となるスタジオ・アルバムで、マライア・キャリーやメアリー・J・ブライジ、ジョン・レジェンドなど大スター等が参加している意欲作だ。リック・ロスは、2006年のデビューからコンスタントにアルバムをリリースし、8枚すべてがTOP10入りを果たしている。

 7位には、トロイ・シヴァンの『ブルー・ネイバーフッド』が初登場。今年9月にミニ・アルバム『ワイルド』が5位に初登場、UKやアイルランドなど主要国でもTOP10入りを果たし、本国オーストラリアではNo.1をマークした、今注目の若手シンガーソングライターだ。本作はフル・アルバムとしては初の作品で、実質のデビュー作となる。その端正な顔立ちから、俳優業としても活躍し、美しいヴォーカル・ワークも女性受けは抜群。しかし、すでにゲイであることをカミングアウトしていて、本作収録の「ワイルド」のビデオにも、そういったシチュエーションが見受けられる。

Text: 本家 一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートの掲載は、16日22時以降となります。

関連記事リンク(外部サイト)

12月26日付 The Billboard 200 全米アルバムチャート
12月26日付 Billboard Hot 100 全米シングルチャート
今年の【グラミー賞】にアデルが全くノミネートされてない理由

  1. HOME
  2. エンタメ
  3. アデル リリース3週間で500万枚超え!『25』が再び米ビルボード・アルバム・チャート首位に、話題の新星トロイ・シヴァンが7位に初登場
access_time create folderエンタメ

Billboard JAPAN

国内唯一の総合シングルチャート“JAPAN HOT100”を発表。国内外のオリジナルエンタメニュースやアーティストインタビューをお届け中!

ウェブサイト: http://www.billboard-japan.com/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。