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【裏業界インタビュー】ゲーム業界の実態を暴く 前編

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ゲーム業界の裏話をすべて暴露する今回のインタビュー。テレビゲーム業界、パソコンゲーム業界でさまざまな仕事をしてきたというM氏にお話をうかがいました。この記事のインタビューは4月に行われ、ガジェット通信編集部が編集したものを掲載しています。

●エロゲーに登場する女の子の秘密
記者 どんなゲームに携わってきましたか?
M氏 ひととおりのハードのゲームに関わってきました。
記者 何かおもしろい話はないでしょうか?
M氏 おもしろい……。パソコンのアダルトゲームを作ったときにこんなことがありました。
記者 どんなことが?

M氏 エロゲーのキャラクターデザインとゲームデザインをしたときのことです。
記者 Mさんが携わった仕事ですね。
M氏 はい。販売元の社長が「こんな女の子はどうだ?」と資料を渡されたんですよ。
記者 キャラクター設定などですか?
M氏 そうです。名前、性格、特徴などですね。
記者 そういうのって社長が考えるのですか?
M氏 いや、普通はそんなことないのですが、そこはそうでした。異例です。
記者 なるほど。でもそれはそれで楽ですね。
M氏 いや、それが……。プロとしてはやって欲しくないんですよ。
記者 どうしてですか?
M氏 性格や体型と名前って、ある意味シンクロしてたほうがいいんです
記者 というと?
M氏 名前でイメージするキャラクター性ってあるじゃないですか。
記者 キャバクラ嬢っぽい名前、清楚そうな名前とかですか?
M氏 そうそう、そういう意味です。社長の提案した名前が性格と合わないんですよ。
記者 それは確かに困りますね。
M氏 だから、ベストと思われる名前にして会議で発表したんです。
記者 なるほど。
M氏 そうしたら、「なんで名前変えたの?」と言われて(笑)。
記者 ちゃんと理由を話しましたか?
M氏 はい、しかし「元の名前に戻しなさい」と言われ、そうしました。
記者 作品にも影響するというのに!
M氏 あとで知ったのですが、他のスタッフによると名前には意味があったらしく……。
記者 社長が決めた名前に意味が?
M氏 はい、社長が気に入っているキャバクラ嬢の名前とか愛人の名前らしいんですよ
記者 ええええええーーーっ!!
M氏 「名前出してやんよ~」とかお店で言ってしまったんじゃないでしょうか。
記者 そのゲームはその名前のまま発売に?
M氏 はい。タイトルはいえませんが(笑)、皆さんのお手元にあると思います
記者 じゃあファンたちは、社長のお気に入りキャバクラ嬢の名前で興奮していると?
M氏 そういうことになりますね。

●人気漫画ゲームのデバッグで騒動
記者 家庭用ゲーム機での話はありませんか?
M氏 ありますが、きっとこれはどこにも流れてないかなり内輪な話です。
記者 おおおおおおおおーーっ!! そういうのをお聞きしたいです。
M氏 とある人気漫画があり、それがゲーム化されることになったんですね。
記者 漫画の名前は?
M氏 言えるはずがないでしょう(笑)。でも世界的に人気のある漫画です。
記者 残念です。
M氏 その漫画ゲームの開発が70パーセントくらい完成して、デバッグ作業に入ったんです。
記者 デバッグというのは、テストプレーのことですね?
M氏 はい、デバッグ専任のバイトたちにゲームのバグ(開発ミス)を探してもらいます。
記者 ふむふむ。
M氏 バグがあれば、開発陣にバグをメールで伝えるんです。それを繰り返す作業。
記者 なかなか大変そうですね。
M氏 そこで、問題が発生しました。
記者 どんな?
M氏 ゲームがクソつまらないということが判明したんです。
記者 えええ~っ(笑)!
M氏 で、開発陣に「ここがひどい」「これはない」「原作レイプ」見たいな事を書いてメール送信。
記者 ひどいありさまですね……。
M氏 そして開発陣から返ってきた返事が「デバッグしてください」
記者 感想じゃなくてバグを報告しろと(笑)。
M氏 あまりに苦情が多かったので開発陣がバイトに「もう戻れない」的な返事をしたそうです
記者 もう作り直せないと。
M氏 はい、あれ(バイトと開発陣のやり取り)はひどかった。
記者 デバッガーがバグよりも内容のひどさを報告というのは初耳です。
M氏 まあ、漫画が漫画なだけにけっこう売れましたが(笑)

● 「良質のゲーム」より「売れるゲーム」を出せ
M氏 常に社員の股間を握ってくるゲーム会社の社長がいました。
記者 意味が分からないのですが……。
M氏 無言で握ってくるんですよ。冗談なのか何なのか……。
記者 それはセクハラじゃないですか。
M氏 それよりもひどいのが、会社の方針でした。
記者 どんな方針なんですか?
M氏  「良質のゲーム」より「売れるゲーム」を出せという方針です。
記者 良質のゲームを出せば売れるのでは?
M氏 それはそうですが、良作を作るセンスも金銭的体力もない。
記者 なら、どうやって売れるゲームを作ったのでしょうか?
M氏 流行ゲームの二番煎じです。つまり、人気ゲーム似たゲームを出す。
記者 パクリということですか!?
M氏 うーん、その判断は難しいですね。少なくとも、便乗はしてました。
記者 たとえば、他社で犬ゲームが流行ったとします。すると、こっちでも犬ゲームを出す。
M氏 なるほど。虫ゲームが出たら虫ゲームを出すと。
記者 そうですね。今のはあくまで例ですので誤解なきよう。
M氏 社長は過去に「ゲームボーイは小遣い稼ぎ」というのを話してましたよ。
記者 購入者が聞いたら悲しむなあ……。
M氏 ゲームボーイとDSは開発費が安いから気軽に作って小ヒットで自転車操業。
記者 低予算はいいとしても、ゲームのできはどうなのですか?
M氏 良作を作るつもりがないからつまんないですよ(笑)。
記者 ひどいなあ。
M氏 あと、キャラものに頼っていましたね。ひとつそこそこ売れたら続編を連発する。
記者 ユーザーの敵じゃないですか!
M氏 〇〇〇〇〇〇の権利とって売れた時はそれはもうひどい。
記者 聞くのが怖くなってきました(笑)。
M氏 パズルやらアクションやら出しまくって超乱発。それで最後に売れなくなって終了。
記者 そのが人気あるから売れちゃうんですね……。
M氏 その会社からすれば、それでもOKなんですよ。とりあえず中ヒットでもうけもの。

かなりいろいろとお話を聞けましたが、残りのお話は次回の中編に持ち越し! 今回以上にドキドキのお話を掲載いたしますので、ご期待くださいませ(このニュースの詳細記事はこちら)!

→中編に続く
 
イラスト: 桃吐マキル
 

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